フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300のデザインはこれで決定?TNGA世代のフレーム構造やマイルドハイブリッドも採用へ

新型ランクル300には新世代TNGAを用いるフレーム構造がベースになる模様

続いて気になるプラットフォームについてですが、マガジンXさんが以前より報じているものとして、トヨタが採用する次世代プラットフォーム(フレーム構造をベースとした新世代TNGA技術を用いるハイブリッド版?)を搭載することをきっかけに、車両の型式も見直していくとの考えがあるそうで、1998年のモデルチェンジより100系を名乗ってから200系にアップデートされ、次のフルモデルチェンジでは300系を名乗る流れになっていたものの、どうやらこの数字が3ケタから2ケタ化(トヨタ・現行クラウンであれば、S220系→SH20系)へと変更されるかもしれないとのこと。

もちろん、このタイミングでランクル30と名乗っても「えっ?ランクル70とかランクル40よりも低い数値になるの?」という疑問も残ります(確かに20系と40系は過去に発売されたものの、30系のランクルはラインナップされていない)。

仮にもランクル30と名乗ったとしても、次のフルモデルチェンジの際にはランクル40と命名されるわけで、そうなる1960年代に登場した40系とカブってしまうのでとにかくややこしくなります。

こうした様々な問題が重なってくることから、トヨタ社内の開発チームより「ランクルに関しては特例を認めて欲しい」という依頼があるそうで、現在2ケタ化されているトヨタのラインナップモデルのなかで、ランドクルーザーだけは3ケタを継続するという流れを作ろうとしているそうですが、8月26日の次号ではどういった内容が掲載されているのか非常に気になるところです。


パワートレインはマイルドハイブリッドとディーゼルターボの2種類を予定

最後にパワートレインについてですが、これは以前より噂されている通りレクサスLSにも採用されるような排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンにシングルモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムが採用されるだけでなく、排気量3.3L V型6気筒ディーゼルターボエンジンも搭載される予定とのことで、3.5Lディーゼルターボに比べてトルクを少し抑えつつも、環境法規制を何とか満たすために日本市場のみならず欧州市場での市販化に力を入れる可能性もあるかもしれませんね。

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Reference:マガジンX