トヨタが燃料ポンプの不具合にて全世界540万台の超大規模リコール。日本でも20万台以上…最悪の場合、走行中にエンストする恐れアリ

まさか全世界にてこんなにもリコールが拡大するとは…

トヨタと言えば先日、日本市場向けの主要ラインナップほぼすべてを対象に燃料ポンプ関連の大規模リコールを届け出していましたが、その対象台数が約21万台と過去最大クラス。

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リコールの内容としては、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって燃料により膨潤して変形することがあるとのこと。

そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪
の場合、走行中エンストに至るおそれがあるとしてリコールを届け出ているのですが、このリコールが日本だけに留まらず全世界のトヨタモデルが対象になっているとのことで、その台数もとんでもないことになっています。


リコール台数は全世界規模で約584万台が対象に

トヨタが発表している限り、全世界のリコール台数は584万台(その内アメリカ市場は約334万台で、2020年1月13日に695,541台、3月で+110万台、そしてさらに152万台追加)と圧倒的な台数となっていますが、もしかすると調査次第では更にその台数が増える?との考えも。

ちなみにアメリカ市場にてリコールの対象となっているモデルは以下の通り。

[トヨタ]
・FJクルーザー:2014年
・4ランナー/ランドクルーザー:2014年~2015年
・ハイランダー:2017年式~2019年
・シエナ:2017年~2020年
・4ランナー/ランドクルーザー:2018年~2019年
・アバロン/カムリ/カローラ/セコイア/タコマ/タンドラ:2018年~2020年
・カローラ・ハッチバック:2019年
・RAV4:2019年~2020年

[レクサス]
・LS460/GS350:2013年~2015年
・IS F:2014年
・GX460/IS350/LX570:2014年~2015年
・NX200t/RX350:2015年
・IS200t/RX200t/GS200t:2017年
・GS350:2017年~2020年
・GX460/IS300/IS350/LS500h/LX570/NX300/RX300/RC350:2018年~2020年
・UX200:2019年

改善措置としては、全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:CARSCOOPS