スズキ・ジムニーにリコール!燃料蒸発ガス並びに燃料が漏れる危険性アリ。なおジムニー関連のリコールは2020年で2回目のみ

スズキの軽自動車タイプとなる新型ジムニー1車種・798台にリコール。

リコール内容は大きく2種類あり、両方ともに燃料関係が漏れるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

①:ブレーキパイプにおいて、車体への固定位置が正規の位置と異なる位置に組み付けられているため、当該パイプが車体及び燃料蒸発ガスパイプと接触するものがとのこと。そのため、当該パイプが損傷してブレーキ液が漏れ制動力が低下する、また、燃料蒸発ガスパイプが損傷して燃料蒸発ガスが漏れるおそれがあります。

②:燃料フィラーホースにおいて、組み付け方向が誤っているため、当該ホースが変形しているものがあるとのこと。そのため、そのまま使用を続けると、当該ホースに亀裂が発生し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがあります。


対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、何れも車内からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[スズキ・ジムニー]
・3BA-JB64W/JB64W-159617~JB64W-167672/令和 2 年 7 月 6 日~令和 2 年 9 月 7 日/798(①592台、②798台)

改善措置としては、以下の通りそれぞれのリコール作業を実施するとのことです。

①:全車両、ブレーキパイプの組み付けを正しい位置に修正する。
②:全車両、燃料フィラーホースを新品に交換し、正しい方向で組み付ける。

なおスズキ・ジムニーに関するリコールは、2020年だけで2回目となりますが(2019年も2回リコール届出)、1回目は先代ジムニーのサスペンションに関する不具合でリコールが届け出されているものの、現行では足回りに関する問題は特に無さそうです。

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Reference:国土交通省