BMWやMINI、メルセデスベンツ、アストンマーティンにリコール!更にトヨタRAV4は海外仕様のアルミホイールが誤って装着されている例も
日本国内にて届け出されている少数リコールまとめ
ここからは、日本国内にて届け出されている少数リコールを複数件公開していきたいと思います。
①:トヨタRAV4
まずはトヨタRAV4のリコール数92台(型式:6BA-MXAA54/製作期間:令和2年10月6日~令和2年10月29日)。
リコール内容としては、アルミホイールにおいて、製造管理が不適切なため、車両を代表する記号表示がない海外仕様のホイールを誤って装着したものがあるとのこと。
そのため、保安基準第9条(走行装置等の基準)に適合しないとしてリコールを届け出ています。
②:アストンマーティンDB11
続いてはアストンマーティンDB11のリコール数7台(型式:ABA-AM501/製作期間:平成28年10月26日~平成30年11月12日)。
リコール内容としては、左右前席サイドエアバッグにおいて、車両製造時の作業管理が不適切なため、エアバッグ固定用ナットが規定トルクで締め付けられていないものがあるとのこと。
そのため、エアバッグ展開時に正常に作動しないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
③:アウディTTS
続いてはアウディTTSのリコール台数42台(型式:ABA-FVCJXF /製作期間:令和元年12月4日~令和2年4月11日)。
リコール内容としては、排出ガス発散防止装置において、触媒コンバーターの製造工程管理が不適切なため、正規と異なる触媒コンバーターが組み付けられているものがあるとのこと。
そのため、早期に劣化してエンジン警告灯が点灯するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
④:メルセデスベンツA180セダン
続いてはメルセデスベンツA180セダンのリコール数69台(型式:5BA-177184/令和元年5月20日~令和2年2月14日)
リコール内容としては、デュアルクラッチ式トランスミッションにおいて、製造時の注油装置の設定が不適切なため、適切な量のトランスミッションオイルが注入されておらず、オイル量が多く、または少なくなっているものがあるとんこと。
そのため、多い場合はブリーダーからオイルが漏れ、少ない場合は潤滑不良が発生し、最悪の場合、オイルが排気管に滴下し火災に至る、またはトランスミッションが焼付くことで走行不能になるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
⑤:BMW・X3
続いてはBMW・X3 xDrive20D他、リコール台数17台(型式:3DA-UZ20 他/令和2年1月14日~令和2年7月6日)
リコール内容としては、運転席及び助手席のシートベルトにおいて、固定ボルトの締め付け工具の設定が不適切なため、締め付けトルクが不足しているものがあるとのこと。
そのため、衝突時の衝撃によりシートベルトが車体から外れ、最悪の場合、乗員を適切に拘束できずに負傷するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。