注目するのはトヨタ新型BZやホンダ新型ピュアEVクロスオーバーだけじゃない!フォルクスワーゲン新型ID.6が中国・上海モーターショー2021にてデビュー決定

新型ID.6はフォルクスワーゲンと中国合弁企業の共同開発モデルになる

今回発表されるフォルクスワーゲン新型ID.6は、MEBプラットフォームを搭載する3台目のモデルとなりますが、ID.4の様に中国第一汽車集団(FAW)と上海汽車集団(SAIC)の合弁企業より販売される予定で、それぞれID.6X/ID.6 Crpzzという名称にて登場するとのこと。

なおこういった「性能と外観がある程度同じモデル」でありながら、車名が異なるというケースは中国市場では定番で、例えばホンダのように「東風本田」はCR-Vで販売しているのに対し、「広汽本田」はブリーズで販売(トヨタがGR86、スバルがBRZで販売するような感じ)。

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シングルモーター搭載モデルは201馬力、デュアルモーター搭載モデルは300馬力以上に

ちなみに中国の工業情報化部(MIIT)によると、新型ID.6のパワートレインは、ID.4/ID.3と同じシングルモーターを搭載することでシステム総出力201hpを発揮し、四輪駆動(AWD)モデルになるとデュアルモーターにアップグレードされ、システム総出力300hp以上発揮との情報も。

バッテリー容量としては、82kWhのリチウムイオンバッテリーパックを搭載することで、航続可能距離は400km以上に到達するそうです。

あとID.3/ID.4と大きく異なるポイントとしては、3列シートSUVとなるため全長4,876mmと非常にロングで、ホイールベースは2,965mmと2列目以降の快適性を確保しています。

中国・上海モーターショー2021では、ID.6以外のラインナップモデルについて言及するかは明らかになっていないものの、MIITによればデュアルモーターを搭載するスポーツグレードのID.4GTXと、クーペSUVスタイルのID.5は2021年後半頃に発売される予定で、更に欧州市場ではマイクロバスサイズのIDバスが2022年後半、エントリーグレードのID.1が2025年までに登場と報道されています。

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Reference:motor1.com