メルセデスベンツ新型GLEクラス/EクラスAMG GTにリコール!タイヤに過大な応力がかかり、安定して走れない←スペックとして大丈夫?

横滑り防止装置のプログラムが不適切→タイヤに過大な応力がかかり不安定に?

続いては、メルセデスベンツGLE300d 4Maticの1車種・計501台にリコール。

不具合内容としては、横滑り防止装置(ESP)において、ESPコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、高速操舵を繰り返し行う試験においてタイヤに過大な応力がかかり安定して走行できないおそれがあることから、基準に適合しないとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、ドイツ本社からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[GLE300d 4Matic]
・3DA-167119C/WDC1671192A012963~WDC1671192A140365/令和元年 7 月 3 日~令和2 年 6 月 10 日/427台(右ハンドル)
・3DA-167119C/W1N1671192A142372~W1N1671192A172841/令和2 年 1 月 27 日~令和2 年 5 月 11 日/74台(右ハンドル)

改善措置としては、全車両、ESPコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えるリコール作業を実施するとのことです。


最悪の場合、走行中にエンジンが停止・走行不能となる恐れも

最後はメルセデスベンツE350e/E350deの2車種・計401台にリコール。

不具合内容としては、ハイブリット車両の高電圧配線においてシールド線の接点の設計が不適切なため、高負荷運転等で電気モータのアシスト量が多い走行を行うと、接点の抵抗が増えて許容電流を超えてシールド効果が十分に得られないことがあるとのこと。

そのため、発生した電気的ノイズを電気モータ制御装置が受けることで通信障害を引き起こし、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し、走行不能になるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、ドイツ本社からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[E350e]
・DLA-213050C/WDD2130502A424623~WDD2130502A670221/平成30 年 4 月 23 日~令和元年 6 月 25 日/337台(右ハンドル)

・5LA-213053C/WDD2130532A613565~WDD2130532A750476/令和元年 9 月 11 日~令和2 年 8 月 17 日/22台(右ハンドル)

[E350de]
・3MA-213016C/WDD2130162A642659~WDD2130162A751932/令和元年 8 月 20 日~令和2 年 7 月 25 日/42台(右ハンドル)

改善措置としては、全車両、高電圧配線を対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

☆★☆直近のリコール関連記事10選はコチラ!☆★☆

Reference:国土交通省①国土交通省②国土交通省③