これマジか…ブガッティ・シロン・ピュールスポールは4年ごとに約5,300万円の維持費が発生!燃料タンク交換代だけで480万円以上…日産の新型フェアレディZが買えるじゃないか

2022-08-23

引続きブガッティ・シロン・ピュールスポールのメンテ費用をチェックしていこう

引続きブガッティ・シロン・ピュールスポールの維持費/メンテナンス費用を見ていきましょう。

エンジン関係や燃料タンクのメンテ費用もケタ違いだった

エンジン関係や燃料タンク系の交換費用はこんな感じ。

◇ギャレットクワッドターボチャージャー(42か月~48か月が目安):25,978ドル(日本円換算で約287万円)

◇エアダクトクーラーセット:21,982ドル(日本円換算で約243万円)

◇燃料タンク交換:43,963ドル(日本円換算で約486万円)

◇エンジンチューニングとキャリブレーション:28,576ドル(日本円換算で約316万円)

いやいや、燃料タンク交換だけで約486万円ですか…

加硫ゴムや多層の強化布、ケブラーでできているために、定期的な交換が必要といえど、こちらもまた新型フェアレディZが1台購入できる金額に…何とも恐ろしいメンテ費用。


もはやこれを消耗品と呼んで良いのか…?ガラスやワイパーブレードのメンテ費用もチェック

続いて最も費用の少ない?と予想される消耗品の交換費用をチェックしていきましょう。

◇フロントガラスの交換費用:59,949ドル(日本円換算で約663万円)

◇ワイパーブレード交換費用:3,797ドル(日本円換算で約42万円)

◇塗装費用:55,148ドル(日本円換算で約610万円)

全く安価では無かったですね、ワイパーブレードだけで約42万円とのことですが、これはおそらくカーボンファイバ素材を使用しているからであって、とはいえコスト掛かり過ぎ。

そしてフロントガラスだけで高級外車1台分購入できるレベルですし、ボディカラーの塗装費用も同等レベルの費用が発生していますね。

ちなみにブガッティ曰く、シロンを洗車する際はジェット洗浄するのではなく、特別な機器を使用して手洗いすることを推奨しているそうで、おそらくその特別な機器も相当な費用が発生するものと予想されます。

納車後4年間で発生するメンテナンス費用は?

以上のことから、4年間(48か月)で少なくとも3回のオイル交換と2回のホイール/タイヤ交換、ブレーキセット交換、エンジンチューニング、クワッドターボの交換、エアダクトクーラー、燃料タンクの交換が必要になるため、総額にして477,498ドル(日本円に換算して約5,280万円)の維持費が発生することになります。

怖ろしい…4年間維持するだけででランボルギーニ・アヴェンタドールSV(Lamborghini Aventador SV)やフェラーリ812スーパーファスト(Ferrari 812 Superfast)が購入できる金額が発生するということに。

ちょっと待て…税金やエキスパートたちの人件費や交通費、旅費などを忘れていないかい?

実はこれだけで終りません。

これらの金額には税金やエキスパートたちの人件費や交通費、旅費が含まれていないため、少なからず384,909ドル(日本円に換算して約4,256万円)が発生するとのことから、先ほどのメンテ費用を足し合わせると862,407ドル、つまり日本円に換算して約9,535万円(約1億円)が発生するとのこと(語彙力無く”ヤバイ”としか言えない…)。

またその一方で、ブガッティの所有者は、ディーラーでの所有暦等に応じてサービス料を最大30%割引できるとのことですが、このほかにも4年間/走行距離無制限の保証を取得するか、12年までメンテナンスパックを延長することも可能とのことで、割引きよりもこれらを選択した方が賢明な判断なのかもしれませんね(投機目的とはいえ、早期に手放す場合はメンテ費用は一切かからない可能性もある)。

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Reference:CARSCOOPS