えっ、これ本当にレプリカ?「本物と見分けがつかないフェラーリ458イタリア」「WRCカーの特徴を捉えたスバル・インプレッサWRX STi」など【動画有】

ここからは「本物そっくりの」ハイレベルなレプリカモデルたちを見ていこう

③:マクラーレンF1(ベースはポルシェ・ボクスター)

続いては、マクラーレンが販売した究極のロードリーガルモデルで、時価にして10億円超えが当たり前となったF1ですが、このモデルを本物そっくりに仕上げたレプリカモデルが登場。

ベースなっているモデルは、同じリヤミドシップモデルとなるポルシェ・ボクスター(Porsche Boxster)とのことですが、この角度からだとボクスターをベースにしたレプリカモデルには見えず、F1と見間違えてもおかしくないレベル。

なお厳密にはF1 LMをモチーフにしているとのことですが、ドア開閉もバタフライドアを採用するなど、根本的な構造部分から再設計が施されていると考えられます。

しかも内装までもF1の特徴でもある3シータ-レイアウトで、ドライビングシートはもちろんセンター。

ご丁寧に消火器まで装備されていますが、パフォーマンスも相当なレベルにまで引き上げられているのかもしれません。

ちなみにこのモデル、海外販売サイトeBayにて販売されていたもので、当時の中古販売価格は約770万円と意外にも安価で、すぐに売り切れたそうです。

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④:フェラーリ458イタリア①(ベースはポルシェ・ボクスター)

続いてはフェラーリ458イタリアのレプリカモデル。

おそらく「世界で最も本物に近いフェラーリのレプリカ」と言われる一台で、ロシアのホイーラーズビルダーズによって作製された究極の一台。

ベースとなるモデルはポルシェ・ボクスターとのことですが、どうやらリヤミドシップスーパースポーツのレプリカモデルを製作する上で、ボクスターが最も高いパフォーマンスを得られるベースになるそうです。

ただ、この外観を見て「本当にボクスターがベースなの?」と疑われてもおかしくない程に完成度が高く、どこからどう見てもフェラーリ458イタリア(しかもボディサイズも本物とほぼ同じ)。

なおこのモデルの製作過程については、YouTubeでも度々公開されるもののナゼか削除されてしまっているそうで、もしかするとフェラーリ側から何かしらの削除要請がかかっているのかも?

とはいえ、作り方としては非常にシンプルでありながらもダイナミックな発砲ウレタンの吹き付けから始まり、形を整えていく地道なスタイル。

パネル素材はFRPが殆どで、いわゆるボディキットを製作するような流れになりますが、驚くべきは内装やエンジン系のパーツ類も全てダミーでありながら本物に近いデザインに仕上げていること。

エンジンヘッドまで本物に寄せるほどなので、相当な技術力と研究、そして努力が無いとここまで仕上げることは不可能だと思われます。

【Replica Ferrari 458 – Interior】

番外編:フェラーリ458イタリア②(ベースモデル無し)

最後は、世界クラスで見ても上位レベルのレプリカモデルと言われている458イタリア(Ferrari 458 Italia)。

ぱっと見では、どちらも本物の458イタリアのように見えますが、右側のホワイト系の458イタリアがレプリカモデルで、フロントフードにプランシングホースのエンブレムバッジが貼付されていないのが確認できますね。

ちなみにこのレプリカモデルは、製作期間約2年と非常に長く、ベースモデルを持たない全くのオリジナルモデル。

そのため、エンジンやトランスミッションを搭載せず、ダミーのフェラーリロゴ付きヘッドカバーを取り付けただけになるため、自走などは不可能(ただし手押しは可能とのこと)。

それでもここまで精悍に作り上げたフェラーリ458イタリアは非常に珍しく、並大抵の努力ではここまで仕上げるのは不可能ではないかと思います。

【Replica Ferrari vs Real One】

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Reference:CARSCOOPS①motor1.com