中国でとんでもないフラッグシップミニバン登場!SNSでは「トヨタ次期アルファードEV&レプリカ版?」ともいわれるビュイック新型GL8フラッグシップが世界初公開

ビュイック新型GL8フラッグシップのインテリアと、SNS等での評価についてもチェック

続いては、ビュイック新型GL8フラッグシップ・コンセプトの内装を見ていきましょう。

かなり近未来的なコックピットで、センターコンソールやインパネが存在せず、何と30インチの超ワイドなタッチスクリーンとメーター類を一枚モノに集約。

アクセルとブレーキペダルが確認できませんが、コンセプトとしては自動運転が主体になるとのことで、ステアリングはあくまでもちょっとしたサポート程度とのこと。

これはスマートポッド(Smart Pod)と呼ばれるビュイックの次世代コンセプトで、ドライバーフリーでありながら、ウルティウムプラットフォームと呼ばれるアーキテクチャを活用することにより、電動化と自動運転、デジタル化を上手く活用できるマルチな技術力を持つのだそう。

それにしても30インチのワイドディスプレイとは…この辺りの斬新且つ先進的なデザインは中国らしいところだと思います。

そして後席はこんな感じ。

何とトップルーフはほぼほぼガラスタイプで、太陽の陽射しが入り込まないようにUVカットも完備。


仕切りを設けず、自由なレイアウトで自由な空間を

シートレイアウトも凄いことになっていますが、ビュイック曰く、敢えてパーティションを設けずに一人ひとりが自由で優雅な一時を過ごせるような車内を目指したとのこと(運転席以外のシート形状がかなり独特)。

そして天井はまさにラウンジのような仕様に。

AI技術などを駆使して、そのときの感情や天候などを判断し、車内のアンビエントライトや映像技術で幻想的な世界を繰り広げるのだそう。

技術力はもちろんですが、その分コストもかなりかかってそうです。

新型GL8フラッグシップのSNSでの評判は?

ちなみに今回発表された新型GL8フラッグシップですが、デザインは確かに先進的でフラッグシップミニバンらしいスタイリングではあるものの、SNSでは「トヨタ次期アルファードのEV版/FCV版みたい」「アルファードやLMのレプリカ?」「トヨタ新型アルファード/レクサスLMがライバルになる?」といったコメントが非常に多く、なぜかここ最近の「次世代ミニバン=アルファード/LMが比較対象」という流れになているのも不思議なところ。

なぜSNSやメディアはトヨタ・アルファード/レクサスLMと比較したがる?

そこで今回最も気になったのが、どうして中国や韓国、北米市場などにて新たなフラッグシップミニバン/ワンボックスカーなどが登場したら、必ずトヨタ・アルファードやレクサスLMを比較対象に挙げたがるのか?ということ。

特に国内カーメディアの記事の見出しなどでも頻繁的に「トヨタ・アルファードよりも大きい…」とか「トヨタ・アルファードやレクサスLMよりも豪華!…」等と取り上げられていますが、これらのモデルを比較・競合対象として取り上げる一つの理由としては、「アルファード/LMの知名度が圧倒的に高くイメージしやすいから」と考えていて、特にアルファードは、日本国内のみならずアジアのフラッグシップミニバン市場を席巻するモデルなので、引き合いに出しやすいのかもしれません。

そしてもう一つが「SEO対策」で、単純に「ビュイックGL8」という見出しだけだと検索上位に引っ掛かりにくくアクセス数も見込めないため、「トヨタ・アルファード」や「レクサスLM」といったビッグキーワードを見出しに含めることで、アルファードなどを検索していた方々の検索上位に、自然とビュイックGL8の記事が表示されるようになるんですね。

すると「トヨタ・アルファードを引き合いに出したビュイックGL8って何だ?ちょっとアクセスしてみるか!」と検索流入が見込める/アクセス数が増えるための手法の一つとして取り入れている可能性が高いと考えています。

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Reference:motor1.com