日産が長期ヴィジョン「Nissan Ambition 2030」にて、新世代コンセプトカー4台を世界初公開!フルモデルチェンジ版・新型リーフを匂わせるピュアEVクロスオーバーも

2022-08-02

引き続き、日産が発表した新世代ピュアEVコンセプトカーをチェックしていこう

コンセプトカー②:Nissan Max-Out

続いては、日産の新世代オープン2ドアスポーツとなるNissan Max-Out(日産マックスアウト)。

これまた何ともユニークなオープン2ドアクーペですが、日産曰く「高い安定性と快適性で、これまでにない新しいドライビング体験を提供するオープンカー」とのこと。

またコーナリング性能やステアリングの応答性を向上させることで、姿勢変化の少ない走りを実現し、人間の身体能力そのものが拡張されたかのような感動の走りと最高の体験を提供するとのことで、新型フェアレディZやGT-R R35とは異なる新感覚のスポーツモデルになりそうですね。

この他の特徴としては、「超軽量」「超低重心」「進化したe-4ORCE」とのことで、電気自動車特有のパワフルなアシスト力に加え、スーパーカーのようなパフォーマンスを発揮することが期待される一台です。


コンセプトカー③:Nissan Surf-Out

続いては、これまた個性的なデザインを持つNissan Surf-Out(日産サーフアウト)と呼ばれるコンセプトカーで、どこかフルモデルチェンジ版・フォード新型ブロンコ(Ford New Bronco)をイメージさせるようなエクステリアと色あい。

日産のコンセプトとしては、「行きたい場所へどこまでも快適に走れる高い走破性を持つピックアップトラックのコンセプトカーで、ユーザーの冒険心を刺激するこのクルマは、目的地に到着した後も電力源として使用したり、フラットで低い荷台を活用することで、様々な体験が広がる」とのこと。

リヤエンドは遊び心を持たせて”ハートマーク”や”スマイルマーク”のLEDアニメーションが採用されていますね。

この他の特徴としては、「オフロード性能」はもちろんのこと、「EVからの電気の活用」「ユニークな荷台スペース」、そして「進化したe-4ORCE」を採用しているとのことですが、一体どのようなオフロード性能を発揮するのか注目したいところです。

コンセプトカー④:Nissan Hang-Out

最後は、日産が「第三の空間を提供するマルチSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)」と謳う新型Nisan Hnag-Out(日産ハングアウト)。

見た目の印象としては、確かにSUVのようなスタイリングながらも、どこかキューブ(Cube)などのトールワゴンタイプにも見えたり。

日産曰く「広大なフラットなフロアによってクルマの室内空間の常識を超え、自宅と仕事場にプラスして”第3の空間”を提供。クルマの振動や揺れを抑えることで、移動中も快適に集中して作業が可能。また、その広さと静粛性でリビングルームのような心地よさを提供し、目的地に到着後は、映画館のようなシートで家族や友人と映画鑑賞ができるなど、新鮮な体験を提供」するとのこと。

車内はこんな感じ。

イメージとしては、車というよりも「自分だけの隠れ家」的なイメージを持ったコンセプトカーだと思われ、ここに快適性と先進性が組み合わせることで、唯一無二のSUVを表現したいのかもしれません。

ちなみにこのモデルの特徴としては「低くフラットなフロア」と「高い快適性と静粛性」「進化したe-4ORCE」、そして「進化したプロパイロット(ProPilot)」とのことで、特にプロパイロット技術には注目したいところです。

【【中継】日産の長期ビジョンについての発表会見】

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Reference:Nissan