フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX350h F SPORTの街中走行インプレッション!やはりまだまだ希少なだけあって注目度高め…ナビのルート設定は難易度高め
引き続き、レクサス新型NX350h F SPORTの気になるポイントをチェックしていこう
引き続きレクサス新型NX350h F SPORTの気になるポイントをチェックしていきましょう。
フロントフードの”カタカタ音”が解消される?

これはまだ体感できていませんが、高速道路や自動車専用道路といった速度が上がるところだと、フロントフードのちょっとした”カタカタ音”が聞こえてくる可能性があるとのことで、そういった”カタカタ音”を解消するためにフードのラッチを1点から3点に固定数を増やしたそうです。
こういったさりげない工夫はレクサスの強みの一つでもあり、ドイツ御三家(アウディ/メルセデスベンツ/BMW)に負けない車づくりをしているレクサスとしてはPRポイントの一つなのかもしれません。
ピアノブラックのオーナメントパネルは、レイアウト次第で見た目の印象も大きく変化する

続いて車内のちょっと気になるポイントですが、やはりある程度乗っていると、チープさを見せないピアノブラックのオーナメントパネルとシボ調のハードプラスチックの組み合わせが中々にマッチせず、ピアノブラックがちょっと浮いてしまってる感が…。
この点は個人の捉え方によって異なるので、あくまで私個人の気になったポイントなのですが、後席用とはいえ、ちょっと見た目の美しさはドイツ御三家に比べると見劣りする所があるかもしれません。
ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイの操作性に慣れるのはちょっと大変

続いてはステアリングホイール上に設けられた物理スイッチですが、こちらは夜間時になるとバックライトが点灯しない仕組みになっています。
っというのも、この物理スイッチは静電式にもなっていて、押さずに軽く触れるだけでヘッドアップディスプレイに各種スイッチの位置にどういった操作系が設けられているのかが分かるようになっているんですね。

ちなみにステアリングの左側のスイッチのどこかを撫でるように触れてみると、上の通りヘッドアップディスプレイに左側スイッチのレイアウトと、「どのスイッチがどのような機能を持つのか」を視覚的に表しています。
レクサスとしては、できるだけ目の動きだけで操作性をクリアしてほしいという想いが込められているのだと思いますが、これに関しては完全に”慣れ”になるため、新型NX以前の操作性に慣れている人からすると、ちょっと大変なところかもしれません(実際私も全く慣れていない)。
ルート設定は中々のひねくれ者

そして最後は、ナビゲーションでの行先指定を行った際、ルートオプションの項目が中々に難易度高めということ。
単純に「一般道優先」「有料道路優先」「距離優先」「推奨優先」といったルートオプションではなく、「フェリー航路を避ける」「スマートICを利用しない」「季節規制区間を避ける」というもの。
初めて見たときは「どんだけひねくれてんのよ!」というのが正直な反応で、以前のようなシンプルなルート指定ができないというのは非常に残念なところです。




