トヨタ・ハイエースに旧センチュリーのV12エンジン+ツインターボをぶち込み、ランボルギーニ顔に改造したモデルが販売中!製作期間は5年、日本円で約970万円【動画有】

魔改造モデル・ハイエースの一番の特徴が、完全むき出しのV型12気筒エンジン!

引き続き魔改造モデルのトヨタ・ハイエースを見ていきましょう。

このモデルの最大の特徴が、前述にもある通りV型12気筒エンジンをリヤミドシップに搭載していること。

ランボルギーニ・アヴェンタドールのV型12気筒自然吸気エンジンではなく、トヨタ旧世代センチュリーの1GZ-FE型V型12気筒エンジンを搭載し、更にツインターボ化することにより最高出力276hp→600hp/最大トルク481Nm→710Nmへと大幅アップデート。

V12の野太く強烈なサウンドを体感することも可能ですが、それ以上にエンジンをリヤミドシップというよりも車内に剥き出しの状態にて搭載しているため(単純にエンジンが大きすぎて床下収納できなかった)、エンジンの放熱も相当なものになると予想されます(遮熱シートは被せられていますが…)。


エンジンの真後ろには特等席も!

しかもエンジンの真後ろには、しっかりとベンチシートも搭載。

2シートのように見えた魔改造モデルのハイエースですが、実は2列4シーターという実用性(?)も兼ね備えています。

乗り心地や快適性は不明ですが、夏場は相当に蒸し暑くなりそうですし、V12ツインターボを目の前で堪能できる特等席でもあります。

コックピット周りはレーシングカー風

こちらはコックピット周り。

OMP製フラットボトムのステアリングホイールを装着し、その見た目はまさにレーシング仕様といったところでしょうか。

トランスミッションはシーケンシャル3速を搭載しますが、シフトノブがこれまた男の子が喜びそうな形状(意外にも操作性は良さそう?)。

この他の装備内容もチェックしていくと、リヤデフはフォード・マスタング(Ford Mustang)からの流用、インジェクターはポルシェ911カレラS(Porsche 911 Carrera S, 997世代)からの流用とのことで、ただ単純にパーツをあり合わせで装備しているだけでなく、耐久性やパフォーマンスを維持をするために、設計者本人が計算した上で装備しているそうです。

インテリアもかなり拘っているそうで、アルカンターラやレザーを上手く活用し、高音質サラウンドシステムを採用するなど、ドライビング時の快適性も追求。

ちなみにこのモデル、完成するのに約5年かかったそうですが、カスタム費用は全くの不明ではあるものの、少なからずランボルギーニ・ウラカン(Huracan)もしくはアヴェンタドール1台分購入できるほどの費用が掛かっているのでは?との情報もあるようです。

気になる販売価格は?

しかもこのモデル、Facebookのマーケットプレイスにて販売中で、南アフリカでの現地価格は1,295,000ランド(日本円に換算して約970万円)となっています。

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Reference:motor1.com