マツダ幹部がフルモデルチェンジ版・新型NEロードスターについて言及「5代目の開発は進んでいる。ND同様にガソリンエンジンと後輪駆動(FR)を採用する」【動画有】
マツダ次期NEロードスターは、軽量化を重視してノンハイブリッドとマイルドハイブリッドに限定される?
マツダは今後、前輪駆動(FWD)をベースとしたプラットフォームだけでなく、新型CX-60のように後輪駆動(FR)をベースとしたプレミアムな電動モデルを含むプラットフォームを採用していく流れになるかと思いますが、次期NEロードスターに関しては、最新のエンジン技術の恩恵を受けながらも、トータルパフォーマンスを高めたスポーツクーペとなることが期待されています。
またその一方で、次期モデルで電動化の採用が加速する場合、新型CX-60のようにプラグインハイブリッド(PHEV)を搭載するのではなく、(先述にもある通り)車体重量も考慮してガソリンエンジンをベースとし、コンパクトなバッテリーを搭載するマイルドハイブリッドシステム仕様のSKYACTIV-Xが濃厚になるとの情報も。
もしかしたらマツダは、どのメーカーよりも軽量化にこだわっているのかもしれない
昨今のスポーツカー/スーパーカー含め、「軽量化」を強く謳ってきたマクラーレンでさえもプラグインハイブリッド(PHEV)を搭載するアルトゥーラ(Artura)を発表してきたため、世間は軽量化によるパフォーマンスよりも、排ガス規制や騒音規制を優先し、車体重量は犠牲にしなければならない時代になってきましたが、あくまでもマツダは「軽量化」を貫き通す姿勢でいるのかもしれません。
厳しい制約のなかで、ニッチな市場でありながらも「以下のスローガン」とユーザーが求める理想の形を守り続ける唯一のメーカーとなるのかもしれませんし、そういったメーカーが日本に存在することは誇りだと思います。
クルマは単なる道具ではない
ともに走り、ともに歓び、ともに生きていく。
Be a driver.
なお最後に、マツダ欧州幹部のJoachim Kunz氏は、ロードスターのモデルサイクルが他のラインアップモデルよりも長いことを認めながらも、「1世代を10年間維持し続けることは問題ではない」と語りつつ、次期NEロードスターのデビュー時期は2024年頃となる可能性があるようです。
【CM MAZDA 「Be a driver 2015 Roadster」】