フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28型)は2023年初め頃に発売予定!フロントマスクも大幅に変更され、後発ながらも競合新型ノア/ヴォクシー/ステップワゴンに対抗へ

2022-07-31

日産の新型セレナ(C28)は他にもどこが進化する可能性がある?

引き続き日産の新型セレナ(C28型)について予想していきましょう。

あとは後席モニターについても、C27型だとディーラーオプションでは11インチですが、新型ノア/ヴォクシーでは14インチ有機ELディスプレイ、新型ステップワゴンで15.6インチのフルHDディスプレイですから、これに近いサイズ感のリヤモニターを設定してくるのではないかと推測。

ボディサイズでもナビゲーションディスプレイでも何でも大きくなっていく新型車ですが、純正の大型後席ディスプレイも、今後のミニバン市場ではキーポイントになるかもしれませんね。

もちろん、後席ディスプレイが大きくなると、その分インナーミラーからの後方視界が”そこそこ絶望的”になるため、インテリジェントルームミラーと併用することで後方視界を快適にしてくるものと考えられます。

この点は、新型ノア/ヴォクシーでもMOP扱いとなるドライビングサポートパッケージ(デジタルインナーミラー+ヘッドアップディスプレイ)で対応していますし、新型ステップワゴンでもDOPで設定が可能です。


ドライビングサポート機能やパワートレインはどうなる?

続いてドライビングサポートについてですが、これは日産ディーラーの情報によるとプロパイロット1.5(ナビリンク機能付き)で変わらないとの情報ですが、ブレーキングや加速、コーナリングなどはより熟練ドライバーのような操作精度を提供してくる可能性が高いとのこと。

V37スカイラインHEVや新型アリアのように、高価格帯モデルとして設定されるわけではないため、ハンズフリー対応のプロパイロット2.0が設定される可能性は極めて低いそうです。

via:Spyder7

そして個人的に最も気になるのがパワートレイン。

現行C27型だと、e-POWERだけに限定すれば排気量1.2L 直列3気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたシリーズハイブリッドになりますが、坂道などでのパワー不足が懸念されるため、新型エクストレイルe-POWERのように、排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン+電気モーターを組み合わせたe-POWERがラインナップされるのではないか?と推測。

その分現行モデルから価格アップすることは避けられませんが、商品としての満足度や、競合よりも約1年遅れで登場する後発モデルであることを考慮すると、ミドルサイズミニバンとしての品質やユーザーのライフスタイルを豊かにするような、そんな魅力的なミニバンへとアップデートすることを期待したいところです。

もちろん、私も新型セレナは購入検討の一台として見ていますし、新型ヴォクシー/ステップワゴンを所有した上でどのように異なるのか等、細かくインプレッションできればと考えています。

日産関連記事