日本仕様のフルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックe:HEVとガソリンモデルの違いは?新機能のINDIVIDUAL(インディヴィジュアル)モードって何ぞ?

ホンダ新型シビックe:HEVの新機能をチェックしていこう

「先読みエコアシスト」とは何ぞ?

今回新しく導入される「先読みエコアシスト」は、ホンダとしては初の「e:HEVモデル専用のナビとパワートレインの協調制御」を実施する先進機能の一つ。

この機能は、標準装備されるHonda CONNECT9インチナビゲーションディスプレイと、e:HEVを組み合わせることで、上り坂でのバッテリー電力の使用を優先し、下り坂での回生に備えることで燃費性能を向上させます。

その後、ナビ機能を駆使して下り坂での回生エネルギー量を予測することで、その手前でバッテリーでの運転を優先することにより、回生による充電量を最大化する仕組みになっています。

つまり上り坂では効率よくバッテリー電力を消費することで最小限のエンジン始動に努め、下り坂では回生ブレーキで最大限にまでバッテリーを回復することで次のEV走行に備えるような、新たなエコ走行といったところでしょうか。

なお、この先読みエコアシストは、Honda CONNECTナビの車両設定から任意で「ON/OFF」設定が可能なので、この辺りの配慮は有難いところです。


「ECON/NORMAL/SPORT」の特性を上手く活用した「INDIVIDUAL Mode」とは?

そして今回の新型シビックe:HEVの注目ポイントの一つでもあるINDIVIDUAL(インディヴィジュアル)モードですが、この機能はホンダの国内量産車として初採用されたもので、駆動力特性の「走る」、電動パワーステアリング(EPS)特性の「曲がる」、そして「表示」のモードを個別に設定することが可能になっています。

レクサスのラインナップモデルでもCUSTOMIZE(カスタマイズ)モードが存在するように、新型シビックe:HEVでは、ECON/NORMAL/SPORTの3つのモードの特性を活かしつつ、自分好み(嗜好)の走りをセッティングできるので、自身の理想とする走りに近づけられるのもグッドポイント。

なお、2022年夏頃にデビュー予定となっている新型シビックタイプR(New Civic Type R)でも設定される可能性が高いとのことで、よりタイプRの性能を引き出せるような楽しい一台となるかもしれませんね。

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