これまた凄いお宝が…スバル・インプレッサGTターボ555や日産スカイラインR34 GT-t/フェアレディZ、トヨタ・スープラ、マツダRX-7等の国産(JDM)スポーツカー達がまとめて競売へ

2022-07-06

引き続き、イギリスのオークションにて出品されるJDMスポーツカーたちを見ていこう

③:マツダRX-7(1991年式)

続いては1991年式のマツダRX-7ターボ(FC型)。

これまで3人のオーナー(1人目~2人目は女性オーナー)に渡って乗り継がれてきた一台ですが、外観を見ての通り塗装はかなり傷んでいる様子。

オークションに出品されるまでは問題なく稼働していたRX-7ですが、出品されることがわかってからは燃料ポンプにちょっとした不具合が起きているとのこと。

走行距離は明らかになっておらず、燃料ポンプ以外にも不具合の箇所がありそうな予感はしますが、気になる予想落札価格は不明で、当日にならないとわからないそうです。


④:日産スカイラインGT-t R34(2000年式)

続いてもイギリスではちょっと珍しい2000年式の日産スカイラインGT-t R34。

映画ワイルド・スピードでも話題のスカイラインGT-R R34とは異なる一台ですが、イギリス市場でもGT-t R34の人気は非常に高いとのこと。

日本でも高く評価されているRB25DET型直列6気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は当時の日本の規制いっぱいとなる280hpを発揮、トランスミッションは5速MTを搭載します。

ボディカラーはシンプルなシルバーカラーに、内装はツートンインテリア、そしてパーツ関係においては、エアフィルターやスポーツ触媒コンバーター付きステンレススチールエキゾースト、Bola製アルミホイールを除き、ほぼ純正オリジナルにて仕上げられた珍しい一台だと思います。

なおこのモデルは、SVA Importsを通じて日本から輸入されたそうで、2014年12月にイギリスにて登録され、当時の走行距離計は11.8万kmでしたが、2022年6月現在は13.8万kmと+2万km走られたようです。

気になる予想落札価格ですが、26,000ユーロ~32,000ユーロ(日本円に換算して約368万円~約452万円)と今回出品される国産スポーツカーのなかで2番目に高額な一台になると予想されます。

⑤:日産スカイラインGTターボR30(1984年式)

これもまた珍しい1984年式の日産スカイラインGTターボ(R30)。

ショーカーとして活用されたこの一台は、L20ET型SOHC6気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力143hpを発揮。

ボディカラーはメタリックグレーで仕上げられ、足もとにブロンズ塗装ワタナベホイールを装着。

気になる予想落札価格は、15,000ポンド~18,000ポンド(日本円に換算して約248万円~約298万円)と先ほどのR34に比べると控え目な印象です。

⑥:スバル・インプレッサGTターボ555(1998年式)

最後はスバル・インプレッサGTターボ555。

1998年式(5月20日に登録)の右ハンドル仕様スポーツカーで、ボディカラーは当時の定番カラーであるラリーブルーパール。

なんとオーナー歴はワンオーナーのみの超希少な一台で、コンディションは抜群(定期的なメンテナンスは実施済み)。

Classic Car Auctionsの情報によると、このインプレッサGTターボ555はディスクパッドやタイミングベルト、ウォーターポンプ、プラグ、リードを新品に交換済みで、エンジンも良好とのこと。

そして走行距離は15.6万kmとかなり走られていますが、これまで目立つような故障は無かったそうです。

なお予想落札価格は10,000ユーロ~12,000ユーロ(日本円に換算して約141万円~約170万円)とかなり控えめですが、イギリス市場ではかなり珍しい個体ですし、今後高騰するかもしれない一台と考えると、今購入しても満足度は高いかもしれません。

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Reference:Classic Car Auctions