一体どこで眠ってたんだ…40年以上前の日産フェアレディZ(280ZX)2+2 GLプロトタイプが競売に登場!日本価格で何と新型よりも高額な約1,200万円

市販モデルとは若干異なるカスタムが施されたプロトタイプ

最終的に、特別モデルとなる日産フェアレディZ(280ZX)ブラックゴールド・エディションのカラー配色は、上の画像の通りブラックパールメタリック(カラーコード:638)にゴールドのストライプパターンを追加したユニークな組み合わせとなったわけですが、ここ最近のモデルだと、ノートオーラ(New Note Aura)にもブラック×サンライズカッパーの2トーンが設定されていますし、もしかしたらその先駆けだったのかもしれません(私の勝手な推測ですが…)。

ちなみに今回の出品車両では、ホイールとマフラーも特別なカスタマイズが施されていて、足もとにはホワイト×ゴールドのデュアルトーン仕上げとなるGottiホイールを装着し、マフラーはStebroエキゾーストをインストールしています。


内装もほぼ新品同様の美しさ

内装も非常にシンプルでありながら、シート表皮もほとんど汚れていない新品同様の美しさ。

フロアマットには”Z”のロゴが表記されていますね。

この角度から後席も確認できますが、そこまで実用的な広さでは無さそう。

おそらく荷物置きや小さな子供を乗せるためのエマージェンシーシート的な役目だと思われます。

そして走行距離は、7,484マイル(12,044km)とほとんど走られていません(メーター類もキレイだなぁ…)。

日本円にして最低でも1,200万円の価値があるようだ

ちなみにeBayのリストによると、今回出品されたモデルの最後のメンテナンスは2018年とのことで、そのときにフラッシャーリレーやアイドルエアコントロールバルブ、オイル交換などを実施済み。

その前は、2015年にクラッチマスターシリンダーや燃料ポンプ、燃料タンク、燃料インジェクター、リヤブレーキ、ラジエーターなどを修理・交換などを実施しているため、自走は可能で特に大きな故障は無いとのこと。

最後に気になる出品価格ですが、2022年9月11日時点で85,000ドル(日本円に換算して約1,211万円)と超高額。

宣材車両でありながら、世に登場する前の特別仕様車のプロトタイプモデルということを考えると、これだけの金額に到達するのは当然と言えば当然。

新型フェアレディZの特別仕様車Proto Specよりも高額ではありますが、芸術品として展示するのでも十分価値ある一台だと思いますし、もしかしたらそういったコレクターによって落札されるかもしれませんね。

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Reference:eBay