めっちゃ走るやん!フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンで高速道路+下道往復 約360km走行!カタログ値とほぼ同じ19km/L…燃費を向上させるコツとは?

ロングボディのミニバンで平均燃費19.0km/Lは中々に優秀

なお今回のホンダ新型ステップワゴンの高速道路+下道の内訳としては以下の通りで、高速道路が約8割、下道が約2割という計算になります。

往路・・・高速道路 約148km+下道 約30km

復路・・・高速道路 約148km+下道 約30km

往路は曇り空ながらも路面はドライ、復路は大雨のためウェット路面でしたが、それでもミドルサイズミニバンで平均燃費19.0km/Lは非常に優秀な燃費ではないかと思います。

あとはエアコンの稼働は無しと記載していますが、厳密にはフロントウィンドウが曇ったときだけエアコンをONにしているので、そのとき以外はエアコンを稼働しなくとも過ごしやすい室内温度だったそうです(ちなみに私は乗っておらず、ドライバーは妻)。

ところで燃費を向上させるコツとは?

そして気になるのが、ここまでの低燃費をたたき出すためのコツですが、今回の高速道路での往復移動では「周りの流れに合わせて走り、不要な追い越しはしていない」ということ。

至ってシンプルな内容ではありますが、左側車線の前方車両との車間距離を保ちつつ、ペースメーカーのような形で走り続けていると、不要な追い越しも無く速度も一定&低回転域をキープすることから、燃費も自然と向上していくそうです(コツというよりはいつも通りの運転)。

あまり燃費を意識し過ぎてしまうと、自車の速度が遅くなって後続に迷惑をかけるような”エゴ”運転になってしまうため、「できるだけ周りの流れ・速度に合わせて」を意識した方が、一方的にEV走行比率が増えてバッテリーを消費→ガソリンの消費率も増える→燃費が悪くなるといった流れも起きにくいそうですが、この点はまた改めて自分でも意識して運転してみようと思う所。


新型ステップワゴンで無給油1,000km走行は難しそうだが、900km以上は実現できそうだ

参考までに、新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]のカタログ燃費は以下の通りで、今回の内訳を見ると概ね高速道路モードになると思われますが、カタログ値とほぼ同じ数値ではあるものの、おそらくエアコンなどを稼働すると燃費がガクっと落ちてしまう恐れがあるため、かなりシビアなカタログ値だと思います。

・WLTCモード平均燃費:19.5km/L

・WLTC市街地モード燃費:19.3km/L

・WLTC郊外モード燃費:20.7km/L

・WLTC高速道路モード燃費:18.9km/L

そしてこちらが、往復 約360km走らせたあとのメーター情報。

ガソリンを給油してから4kmほど走らせているので、その分の燃費も考慮すると19.1km/Lというのは素晴らしく、赤四角にもある通り、航続可能距離が625kmに対し、黄色線のTrip Aメーター(満タン給油後にリセットしたメーター)が362.4kmなので、これらを足し合わせて980km以上は走行可能であることがわかりますね(メーターも僅か2個しか減っていない)。

もちろん、走り方次第で航続可能距離の減り方も著しく早くなることもあるので参考程度になりますが、それでもミドルサイズミニバンでこれだけの燃費、そして上質な乗り心地が提供されるのであれば満足度はかなり高いと思います。

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