フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーのちょっとした不満と本音!「ボリュームOFF→ONに切替るとFMラジオが流れる」「AHS設定でも対向車からのパッシングが非常に多い」

(続き)トヨタ新型ヴォクシーが納車されて7か月以上が経過しての不満・本音・気になるポイント

アダプティブハイビームシステム[AHS]は対向車からするとかなり迷惑?

続いては、トヨタ新型ヴォクシーにて設定されているアダプティブハイビームシステム[AHS]について。

この機能は、オートマチックハイビーム[AHB]とは異なり、周囲のクルマにまぶしい思いをさせないためのサポートで、先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光するため、ハイビームを保持したまま走行できる頻度を高め、夜間の優れた視認性を確保するというもの。

しかしながら、新型ヴォクシーにてAHS機能が働いている状態にて走らせると、街灯有り無しに関係なく、対向車からパッシングやハイビーム返し、最悪の場合クラクションを鳴らされるときがあるんですね。

これが競合モデルとなるホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダプレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)になると、対向車からパッシングされたりハイビーム返しされることもないため、対向車に対して誤ってハイビームするようなことは無いのだと思われるものの、新型ヴォクシーでは頻繁的に発生しているのが非常に残念。

ヴォクシーの三眼LEDヘッドライトの位置の影響なのか、個体差によるものなのか、それともAHSの機能がしっかりと働いていないのかは不明ですが(ヘッドライトが自動で上下しているのは確認できるものの、明らかに対向車に対してもハイビームしているときが多い)、現在はパッシングやハイビーム返し、クラクションが鳴らされる前に、AHS自体をOFFにして任意でハイビーム or ロービームに切り替えるようにしています。

アナログチックな気もしますが、対向車に迷惑をかけて事故につながるようなことが起きては意味がないですから、こういった細かいところも発売前に細かく評価していたのかは疑問に思う所です(せっかく便利に思われる機能なのに勿体ない)。

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シート調整レバーがカタくて子供やお年寄り一人では操作が難しい

最後は、過去のブログでもお伝えした通り、2列目キャプテンシートのリクライニングや前後スライド、そして快適利便パッケージ(High)にて装備可能なオットマンレバーが、かなりカタいということ。

小学校中学年から高学年の女の子だと、特にオットマン(一番下のレバー)のレバーがカタく、一人での操作が難しいようです。

あとは私の妻の茶道イベントの関係で、後席に着物を着たお客さんを乗せる機会が多いのですが(年代は様々)、そういったときにリクライニングやオットマンなどを利用することもあるものの、お年寄りの方だとレバーがカタ過ぎて操作できないといった問題が起きているため、もう少し小さな子供やお年寄りにも使いやすい仕様に改善してほしいと思うところです。

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