ホンダが2023年内に国内向け新型エリシオンを発売か!オデッセイよりも更に上質で高級感アップ?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファードに対抗との噂も

これまでのホンダのデザイン言語を取り入れつつ、上級ミニバンらしい豪華なインテリアになる?

引き続き、中国市場向けとして展開されているホンダ新型エリシオンの内装を見ていきましょう。

内装は一部ですが、上の画像を拝見する限りだと9インチのHonda CONNECTディスプレイオーディオが搭載されているものの、既に北米市場向けとして発表された新型アコード(New ACCORD)が12.3インチのワイドディスプレイオーディオを搭載していましたし、おそらくメーター系も10.25インチのフル液晶メーターを採用してくるのではないかと予想されます。

現時点で日本仕様の新型エリシオン(仮称)にどのようなパワートレインが設定されるかは不明ですが、仮に中国市場向けに倣う内容であれば、排気量2.0L 直列4気筒エンジン+デュアルモーターを組み合わせたe:HEVシステムを採用することになりそうで、そうなると新型ステップワゴンe:HEVとの差別化はどうなるの?と疑問に思ったり。

ガソリンモデルも展開されるかもわからないところですし、ハイブリッドe:HEVモデルだけに限定するのであれば、その分価格帯も大幅に跳ね上がることは容易に想像できますから、ホンダとしてもラージサイズミニバンといえど価格帯を抑えたグレードも展開してくると予想。

なぜこのタイミングでラージサイズ&上級ミニバン?

そしてこの上級ミニバンと謳われるモデルが展開される背景には、日刊自動車新聞によると「販売店や顧客からは上級ミニバンを求める声があった」とのことで、ステップワゴンだけでは役不足と感じているユーザーも多いのかもしれませんし、何よりも2023年中頃にはフルモデルチェンジ版・トヨタ新型40系アルファード(Toyota New ALPHARD)が発表・発売される予定でもあるため、もしかするとこれに対抗するため、突如としてホンダの上級ミニバンが導入されるのかもしれませんね。


ホンダの2022年12月は、寄居工場を中心に生産稼働率が少し低めに

続いては、ホンダが定期的に更新している四輪製品の生産稼働率について、2022年12月8日時点での最新情報を更新しました。

各工場の生産稼働率は以下の通りで、やはり埼玉製作所・寄居完成車工場の生産稼働率が少し低下気味になっています。

工場名:鈴鹿製作所・第1ライン/第2ライン
生産稼働率:2022年12月・通常稼働
主な生産モデル:ヴェゼル、フィット、N-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VAN

工場名:埼玉製作所・寄居完成車工場
生産稼働率:2022年12月・約8割
主な生産モデル:ステップワゴン、フリード、シビック、Honda e


◇生産影響が生じる主なモデル:ヴェゼル、シビック、ステップワゴン

上記の中で最も影響を受けるのは、やはりホンダの主要モデルとなっている新型ヴェゼル/シビックシリーズ/ステップワゴンになりますが、特に新型シビックタイプR(FL5)は全国的に大量のバックオーダーを抱えていて、納期としては最低で2年以上と云われています。

今後は北米市場向けや欧州市場向けにも生産がスタートする予定なので、日本市場向けの優先度がどのように変化するのか、納期は今後も遅れる方向になるのか、それとも早まる方向になるのか注目です。

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Reference:日刊自動車新聞Honda