アルファロメオ新型ジュリアSWBザガートが2022年12月20日に世界初公開!走りを楽しむ6速MT&GTAmのV6ツインターボを搭載する最高のワンオフスポーツカーだ

アルファロメオのワンオフモデル新型ジュリアSWBザガートのインテリアを見ていこう

続いてインテリアも見ていきましょう。

アルファロメオ・ジュリアのダッシュボードレイアウトをベースとしながらも、カーボンファイバ製オーナメントパネルを贅沢に使用しているところはザガートらしいところ。

更にブラックレザーにグリーンのアクセントとステッチを組み合わせることで、ジュリアGTAmのモントリオールグリーンのようなエクステリアシェードにマッチングさせているのもオシャレ。

更に「Cannocchiale」インストルメントクラスターには、アナログとデジタルのゲージがミックスされていて、インフォテインメントのタッチスクリーンは黒いパネルの後ろに隠されているものと予想されます。

スタート/ストップボタン付きのステアリングホイールや気候コントロール、マニュアルギアボックス用のアルミニウム製シフターは、ジュリアから直接供給されていますが、その他のカーボンファイバー製のドアカードは特注品とのこと。


後席は完全排除された2シーターレイアウト

そしてシートレイアウトは2シーターで、後席は完全排除。

シートヘッドレストには、グリーンアクセントの”Z”エンブレムがあしらわれ、シートフレームはカーボンファイバ製のバケットを採用しています。

そしてこのアルミの削り出しとなる6速MTシフトも魅力的で、ドライバーにワクワク感を与えてくれるような、そんな特別感がありますね。

これもスポーツカー好きのドイツ人コレクターでなければ実現しなかったことだと思います。

なお今回のデザインについては、Centro Stile Alfa Romeoの責任者であるアレハンドロ・メソネロ(Alejandro Mesonero)氏とデザイナーチームがサポートするザガートによって開発が進められ、すべての開発および生産作業については、外部からのサポートなしにミラノのアトリエによっ行われました。

このため、ザガートはアルファロメオバッジについては「説明と宣伝を目的としたものであり、アルファロメオS.Z.からインスピレーションを得るため、ザガートが選択したものである」と述べています。

一方でアレハンドロ・メソネロ氏は、今回のワンオフモデルについて「最初の目的は、美しさとパフォーマンスを組み合わせるという2つのブランドの歴史的な道筋に完全に適合する」と述べ、「この新しい2023年モデルのSZのフィロソフィは、 1960年代の懐かしさや、シンプルさ、空気力学、軽さを追求したボディを備えています」と説明しています。

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Reference:CARSCOOPS