フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンクロスオーバーに続き、「スポーツ」「セダン」「エステート」の発売時期も明らかに!スポーツはポルシェ・マカン風の顔つきに?

2022-12-30

(続き)トヨタ新型クラウンセダン/クラウンエステートの発売時期もチェックしていこう

新型クラウンセダン・・・2023年秋頃発売予定

続いてはトヨタ・クラウンの象徴ともいえる新型クラウンセダン。

このモデルの発売時期は2023年秋頃を予定していて、一部改良版・新型カローラクロス(New Corolla Cross)や新型ランドクルーザープラド(New Land Cruiser Prado)などが発売される時期と概ね同じと見て良さそう。

エクステリアは中国市場が好みそうなプレミアムデザインで、フロントのキーンルックグリルはカローラ風、縦型基調のグリルパターンにグロスブラック塗装など、この点は他のラインナップモデルには無いデザイン言語ですが、センター一文字のLEDデイライトやヘッドライト意匠はクラウンクロスオーバー風。

ただ、このモデルも基本的にはプロトタイプとなるため、量産仕様はもう少し変化が加えられるとのこと。

そしてこちらがサイドビュー。

プロトタイプのボディサイズは、全長5,030mm×全幅1,890mm×全高1,470mmとワイド&ローで非常に伸びやか。

そして、画像を拝見する限りだとフロントホイールアーチとフロントドアの割り線までの距離が長く見えるため、プラットフォームは後輪駆動[FR]ベースの可能性が高そうです。

あとはフューエルリッド(給油蓋)の位置ですが、トヨタが公式プレスリリースにて公開した画像並びにワールドプレミア時に公開した実車画像を拝見する限りでは、左右のリヤフェンダーには設けられていなかったんですね。

一時期「クラウンセダンはピュアEVになるのでは?」とも噂されていましたが、画像はあくまでもプロトタイプですし、おそらく量産車が発表される頃には、左右の何れかにフューエルリッドが設けられ、より現実的な画像が公開されるものと予想されます。

2023年~2024年にかけては、他の国産自動車メーカーからもセダンが発表・発売される予定なので、クラウンセダンが他モデルとの違いを見せつけるのか見ものです。


新型クラウンエステート・・・2024年春頃発売予定

そして最後は新型クラウンエステート。

2007年以来となるエステートの名が復活する期待の一台ですが、こちらは2023年ではなく、2024年春頃の発売を予定しているとのこと。

こちらもトヨタの新デザイン言語となるハンマーヘッドが採用されますが、プロトタイプからどれだけトーンダウンするのか、それとも更に近未来的なデザインへとアップデートされるのか注目です。

エステートと呼ばれると少しイメージし辛いと思いますが、ボディスタイルとしては伸びやかなステーションワゴンで、メルセデスベンツのエステートと同じ意味合い。

とはいえ、ボディサイズは全長4,930mm×全幅1,880mm×全高1,620mmと3列シートSUV並みのサイズ感ですが、基本的にはSUV系は車検証やカタログのボディスタイルに「ステーションワゴン」と記載されているため、ちょっと曖昧な位置づけになりそう。

このモデルも、両サイドのリヤフェンダーにフューエルリッドが設けられていないため、ピュアEVモデルなのでは?と噂されましたが、おそらくハイブリッド(HEV)もしくはプラグインハイブリッド(PHEV)として展開されるものと予想されます。

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