ホンダ新型シビックタイプR(FL5)は販売計画の「10倍以上売れ過ぎて」受注一旦停止に!これで新型フェアレディZ(RZ34)やGRカローラ、IS500などの新型国産スポーツカーは軒並み受注一旦停止か…
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「限定モデルではない」からこそ、既にアメリカではプレミア価値を付けて転売は難しい?
そしてこのホンダ新型シビックタイプR(FL5)ですが、日本国内だけでなくアメリカや中国、オーストラリアでも販売されていて、既にアメリカにも複数の個体がユーザー向けに納車しているそうですが、案の定オークションでは新車価格を上回る金額で取引されているようです。
ただその一方で、日本の中古車市場のように「新車価格の約2倍での取引」は成立しておらず、2023年1月中旬にCars&Bidsにて行われたオンラインオークションでも、新車価格42,895ドル(日本円に換算して約551万円)に対して、出品者は67,678.95ドル(日本円に換算して約869万円)を希望していましたが、最終的な落札価格は49,000ドル(日本円に換算して約629万円)でフィニッシュしています。
納車がほぼ完了するであろう2年後以降には、シビックタイプR(FL5)の相場も落ち着きそう?
つまりは希望落札価格に到達することなくオークション終了となったわけですが、台数限定でも期間限定モデルでもないカタログモデルということもあって、「投機目的として購入するには現実的ではない」という判断なのかもしれません。
おそらく日本国内でも、2万台以上のシビックタイプR(FL5)の納車が完了すれば、トヨタ新型GR86のように公道にて目撃する頻度も多くなると思いますし、誰もが純粋に楽しめる魅力あふれるスポーツカーへと見方が変わっていくのかもしれません。
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Reference:Cars&Bids