フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX350h F SPORTでバッテリー上がりトラブル解消後のワインディングドライブへ!改めてNXは国産SUVの中でもトップクラスのカッコ良さだと思う

改めてレクサス新型NXは国産サブコンパクトSUVの中でも頭一つ飛びぬけている

2021年12月に納車されて、もうすぐ1年2か月が経過するレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NX350h F SPORT[2WD]。

前回のブログでは、納車後”初”となるバッテリー上がりを経験したわけですが、冬場ということもあり、2週間ガレージに放置しただけで「まさかバッテリー上がりになるとは…」と素人ながらに驚きを隠せませんでしたが、JAFのサポートもあって無事エンジンも始動し、今回は久々に晴れの日を狙ってワインディングロードにて走らせることに。

改めて本モデルを走らせての良いところや気になるところ、そして海沿い近くの駐車場にて撮影してのエクステリアをチェックしていきたいと思います。


20インチタイヤホイールを履かせているとは思えないほどに静か

まず新型NXをワインディングで走らせて改めて感じたのは静粛性の高さ。

私が所有するNX350h F SPORT[2WD]は、20インチアルミホイールに235/50R20インチのブリヂストン製アレンザ001(BRIDGESTONE ALENZA)ランフラットタイヤを装着しています。

20インチタイヤクラスになると「コツコツ」とした乗り心地で、ロードノイズや若干の突き上げなどが気になるところなのですが、なぜかNXではそういったネガティブに感じる要素がほとんど無し。

特にハイブリッド&EV走行時の静かさは特筆すべきものがあり、「本当に車を走らせているのだろうか?」と不思議に感じるほどの静かさ。

新型NX以外にも、SUV系で近しいセグメントモデルだと日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail, T33)を所有していますが、こちらも確かに静粛性も高く、段差やグレーチング、歩道などを乗り上げたときのショックや突き上げは抑えられている印象ですが、NXの足回りと比較すると別格レベル。

実際に乗り比べてみると、その違いは顕著ではあるものの、何れも高いレベルの車づくりをしていることは間違いないですし、価格帯に見合った快適性を持っていることは確かだと思っています。

ちなみにアルミホイールの締結方法はナット式ではなくハブボルト締結で、盗難対策用のホイールロックナットも締結していますが、今となってはハブボルト用のホイールロックナットのディーラーオプション販売も停止しているとのことで、ある意味貴重なオプションなのかもしれませんね。

エンジンからEVに切り替わる瞬間がわからないぐらいシームレス

これは実際に走らせてみての印象なのですが、下りをメインとしたワインディングを走らせていると、エンジン走行からEV走行への切り替えの際、どの自動車メーカーもエンジンが停止する瞬間を感じることはできるものの、NX350h F SPORTの場合は遮音性も優れているからなのか、エンジンOFFの瞬間がわからないほどにシームレス。

メーターディスプレイに”EV”アイコンが表示されていることを確認して、初めて「今EV走行中だったのか…」と気付かされるレベルです。

同じトヨタグループでも、新型ヴォクシーHEV(New Voxy)だと走行中でもEVモードへの切り替えは分かりやすいですし、日産エクストレイルe-POWERもEVのみに切り替わるときは明確で、ホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)やヴェゼル(New Vezel)のe:HEVモデルも同様です。

もちろん、停車しているときにエンジンからEVに切り替わる”音”はわかりますが、EVに切り替わるときのエンジンが止まった瞬間の振動が感じられないのも、このモデルのボディ剛性の高さからくるものだと考えられます。

2ページ目:新型NXの車内は狭い?エクステリアのカッコ良さはトップクラス