ランボルギーニ新型レヴエルト/レブエルト(Revuelto)が遂に世界初公開!ランボルギーニ次世代モデルで「宇宙航空」からインスパイアされ、助手席でも「副操縦士」を味わえる?!
なぜランボルギーニ新型レヴエルトでは”Y字型”を採用?
ランボルギーニ新型レヴエルトのアイコンの一つにもなっている”Y”字型ですが、フロントのLEDデイタイムランニングライトやリヤLEDテールランプ、そして大きなサイドエアインテークが矢印とYをミックスしたかのようなデザインになり、これらがランボルギーニの新デザイン言語になるとのこと。
それでは「どうしてY字型なのか?」という疑問ですが、これはランボルギーニが現代の航空宇宙要素と関連付けていて、デザインベースはF-35ライトニングⅡ戦闘機から着想を得ているとのこと。
角ばったボディラインやリヤのハニカム形状仕上げとなるエキゾーストフィニッシャーはステルス戦闘機のような雰囲気を持ち、レヴエルトのドライバーを「パイロット」、そして乗員を「副操縦士」と呼ぶことで、両者が航空機に乗っているかのような世界観を演出しているそうです。
もちろん、ただ単にSFチックな見た目に仕上げただけでなく、前輪の後ろにあるサイドフィンは、ドアのくぼみに沿って吸気口に空気を流し込むのに役立つよう設計されていて、 凹みのあるルーフは、リアウィングに空気を送り込むと同時に室内の乗員のヘッドルームにも余裕を持たせたデザインに。
フロントスプリッターは前輪から空気を分配し、ワイルドなリアディフューザーと、エンジンを冷却しながらダウンフォースを生成する仕組みになっているとのこと。
リヤウィングは可変式、足もとのタイヤ銘柄は珍しくブリヂストン製ポテンザ
リヤウィングは可変式で、必要に応じて自動的に調整されながらも、ダウンフォースを最小または最大にする3つのモード間で手動で制御することも可能になっています。
この他、ランボルギーニが最後に発表した限定モデルのアヴェンタドール・ウルティメ(Ultimae)と比較して、新型レヴエルトは空気効率がが61%高く、高負荷状況でのダウンフォース量が66%も向上。
足もとについては、ピレリ製ではなくカスタムメイドのブリヂストン製ポテンザ・スポーツタイヤが装着され、フロント265/35 20インチ、リア345/30 21インチと前後異径は先代と同様ではありますが、どうやらメーカーオプションにてフロント265/30 21インチ、リア355/25 22インチと更に大きなタイヤアルミホイールも準備されているそうです。
ちなみに今回公開されているのはオレンジカラーですが、ランボルギーニ曰く「ボディカラーだけで400種類以上ラインナップしている」とのことで、日本国内でも様々なカラーの個体が納車されるかもしれませんね。
インテリアは助手席の乗員が「副操縦士」になれる
続いてインテリアを見ていきましょう。
センターダッシュボードに早くもYをモチーフにしたデザインが用いられ、これまでのシリーズでは採用されなかった3つのデジタル液晶ディスプレイが搭載されていますね。
正直どれも大きくはありませんが、唯一運転席のフル液晶メーターが12.3インチ、真ん中はかなり控えめな8.4インチ縦基調、そして助手席側には重要な車両情報も表示する横基調の9.1インチモニターを搭載することで、助手席の乗員も「副操縦士」のような世界観を堪能できるそうです。
なお3つのディスプレイは、すべてスワイプして情報を共有することが可能で、助手席の乗員も気候機能やナビゲーション、音楽の選択なども可能になっているので、ドライバーがより運転に集中することが可能に。
エンジンスタータースイッチは、アヴェンタドール/ウラカン同様にレッドのフラップ付(起爆スイッチ風)。
エクステリアだけでなく、インテリアにも本革やカーボンといった素材が多数使用されていますが、ランボルギーニ曰く「環境にも配慮した素材を使用している」とのことで、さまざまなレザーとリサイクル・ポリエステルから作られたマイクロファイバーを組み合わせていて、 エクステリア同様、コクピットのカラーバリエーションは70色以上をラインナップしているそうです。
ようやく世界初公開された新型レヴエルトですが、現時点では具体的な発売時期や車両本体価格は明らかになっておらず、後日詳細が明らかになるかもしれませんね。
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Reference:motor1.com