ややこしいな…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスの「スピード注意アプリ」の場所がわかった!シエンタ/ヴォクシーとは異なり、納車前に知っておきたい

トヨタ新型シエンタ/ヴォクシーのエージェント+の中身はどうなっている?

せっかくなので、トヨタ新型シエンタ/ヴォクシーのコネクティッドメニューにあるエージェント+も見ていきましょう。

「エージェント+」のアプリをタッチして、「受信設定」をタッチします。

ここまではプリウスと同じ。

「受信設定」を見ていくと、やはりスピード注意の項目はありませんね。

おそらくプリウス以前のモデルは「エージェント+」と単独でアプリを設けるものだと思われますが、こうして見るとトヨタのソフトウェア管理の甘さや一貫性・統一性の無さが明確に表れているのが確認できますね。

OTAアップデートにてソフトウェアも統一性を持たせてくるのかは不明ですが、そこまで細かく対応してくるとも思えないですし、仮にOTAアップデートがあるとしても、まだまだ先の話になりそう。

2022年1月に発売された新型ノア/ヴォクシーの不満ポイントに関しても、2023年2月1日と約1年がかりでOTAアップデートされてようやく解消されたわけですから、レスポンスの遅さはもちろんですが、アップデート後の不具合(ブラックアウトや音楽が再生されない等)も多数出てきていますから、まだまだトヨタのディスプレイオーディオは課題が残ったままになりそうですね。


トヨタのLTA機能についてもインプレション

ちなみに多くのブログ読者様から問合せ・質問などを頂いたのが、高速道路走行時のレーントレーシングアシスト[LTA]について。

この機能は、ドライバーの無操作状態が継続している場合、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促すほか、ハザードとホーンで車外に異常を報知しながら自車線内に減速停車し、自損・加害事故の回避・事故被害低減を支援するというもの。

つまり、ドライバーに何かしらの異常が見られた際に機能する予防安全装備・トヨタセーフティセンス(Toyota Safety Sense)になるわけですが、LTAの警告並びにアラーム音が鳴るタイミングは、両手をステアリングから離して5秒~7秒ぐらいのとき。

上の画像にもある通り、「LTAまもなく停止します。ハンドルを操作してください」とポップアップ画面が表示されます。

このときに、遅れて「フォーン、フォーン」と警告音が聞こえてきますが、音はかなり小さめで、ポップアップ画面が表示されてから少し時間差があるので注意が必要です。

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