一体何が始まる?トヨタ新型ノア/ヴォクシー/シエンタ/プリウスやレクサス新型NX/RX等の「エージェント+」バージョン更新のお知らせが届く。更新開始は2023年4月10日以降のようだ

ところでトヨタ/レクサスに採用されている「エージェント+」とは?

ちなみに「エージェント+」というのは、カーナビの目的地を設定していなくても、ビッグデータから今後の行先と走行ルートを予測し、ルート上の交通情報や天候・路面情報をお知らせする「先読み情報案内」サービスであり、他にも高速道路走行中のクルマの「ふらつき」を検知し、ナビ音声を使ってドライバーへ質問をなげかけるなど、注意喚起を促して事故を未然に防ぐ機能でもあります。

使い勝手の良し悪しはあるものの、任意で使用したい機能、使用したくない機能をON/OFFで設定することも可能なのは魅力的。

現時点で使用できるエージェント+は以下の通りですが、新型プリウスやレクサス新型RXでは、エージェント+に「スピード注意アプリ」が一体型で設定されるなど、他車種との統一性が無かったり、バージョン・ソフトウェア管理ができていないところはトヨタのダメなところだと思います。

◇いつもの場所・・・よく行く目的地を自動で表示しその現在情報をお知らせします

◇交通情報・・・これから通ると予測されるルート上に渋滞や規制など情報がある場合にお知らせします

◇給油推奨・・・目的地に到着時に、燃料残量が少なくなると予想される場合には、近くのガソリンスタンドを表示します

◇天気情報・・・これから通るルート上に悪天候のエリアがある場合に警告します

◇スリップ情報・・・周辺にスリップ車両がある場合に警告します

◇ニュース・・・新着ニュースを配信します

◇おすすめスポット・・・信号停止時に、これから走行するルート上および周辺の人気または、話題のスポットを配信します

◇株価情報・・・株価アプリに登録された銘柄上位3件について、株価情報を表示します。さらに日経平均情報も表示します

◇スピード注意(一部の車種のみ)


新型プリウスやレクサス新型RXの高速道路・到着予想時刻に関する改善・アップデート予定は今のところ無し

そして最後にお伝えしかったのが、新型プリウスやレクサス新型RXの高速道路インターチェンジ(IC)/サービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)の予想到着時刻を含むディスプレイオーディオのOTAアップデートですが、こちらについては今のところソフトウェアアップデートに関する具体的なプランは無いとのこと。

おそらくトヨタとしては、1つや2つ程度の小さなアップデートのために最新ソフトウェアを配信するつもりはなく、2023年2月1日に配信されたような、大規模な改善・修正などの際にまとめてアップデートする可能性が高いため、もしかすると2023年夏頃までは何も動きが無いかもしれませんね。

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