フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)がニュルブルクリンクサーキットのラップタイムに挑戦→新計測方式で7分44.881秒を記録しFF最速奪還!
ニュルFF最速の肩書は、ホンダにとっても重要な追い風になる?
何れにしても、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)はとんでもない記録を更新したことになりますし、今後この記録を基準値として、他ブランドのFFモデルが最速記録を狙って開発を進めていくものと予想されます。
なお今回の記録について、シビックタイプRの開発責任者である柿沼秀樹 氏は、以下のようにコメントしています。
~世界中のシビック TYPE Rファンの皆様へ~
シビック TYPE R は、“Ultimate SPORT 2.0” をコンセプトに据え、己を超えるクルマづくりでTYPE Rにしかない 「本質」の価値と、心に響く「官能」を磨き上げた、究極のFFスポーツを目指し開発しました。
2022年9月の日本での発売を皮切りに、私たちの想像を遥かに超える驚きと喜びの声を、世界中の皆様から数多くいただく中で、もう一つ、私たちが果たさなければならない使命がありました。
それは、“ニュルブルクリンクFF最速”を成し遂げることです。
先代シビック TYPE Rから6年の時を超え、私達がTYPE Rにかけた想いと進化の先に到達した新次元。
ついにその称号を世界中のTYPE Rファンの皆様にお渡しすることが叶いました。
すでにお乗りいただいている方から、これからオーナーになられる方まで、私達とともにその誇りを胸にしながらTYPE Rを愛し、そして満喫していただけることを心より願っています。
中古車市場での相場にも影響しそう?
正直、このご時世に6速MT&ピュアスポーツカーを発表・発売するだけでもとんでもないことだと思いますが、更にここからFF最速記録を更新してきたことは、ホンダにとっても今後の技術進歩に向けた更なる追い風になるでしょうし、シビックタイプR(FL5)の注目度も更に高まることになりそう。
一方で中古車市場などでも、その価値が変化してくる可能性もありますが、シビックタイプR(FL5)の基本コンセプトでもある“Ultimate SPORT 2.0”は、「本質」の価値と、心に響く「官能」を磨き上げた「究極のFFスポーツ」というところに本来の価値があると考えていて、「自身で走らせることに本当の価値があり、その楽しさと車の良さを感じることができる」と考えています。
2023年4月時点でのニュルブルクリンク最速ランキングもチェック
あとこれは参考までにですが、2023年4月時点でニュルブルクリンクサーキット最速ランキング・トップ5は以下の通り。
1位:メルセデスAMG One・・・6分35.183秒
2位:ポルシェ911GT2RS MR・・・6分43.3秒
3位:メルセデスAMG GTブラックシリーズ・・・6分48.047秒
4位:ポルシェ911GT3RS(992世代)・・・6分49.328秒
5位:Next EV NIO EP9・・・6分45.90秒
【【シビック TYPE R】CIVIC TYPE Rニュルブルクリンクアタック 走行テスト 車載動画】