これってフルモデルチェンジ版・マツダ新型MAZDA6とMAZDA3?謎のティーザー画像が公開され、PHEVとBEV(電気自動車)の2種類がラインナップされるようだ

(続き)ところでマツダがラインナップしているピュアEVモデルは何がある?

ちなみにマツダのピュアEVモデルに関しては、オーストラリア市場において、航続可能距離200kmで35kWhバッテリーパックを搭載するMX-30 EVや、日本市場向けで航続可能距離256kmを実現するMX-30 EV、そして中国市場では、約60kWhのバッテリーパックを備えたCX-30 EVをラインナップし、こちらは航続可能距離450kmを達成。

CX-30のピュアEV版に関しては、バッテリーをシャシーアンダーにパッケージング化する必要があったため、何とも不格好なリフトアップスタイルが大きく賛否を分けるデザインとなっていましたが、それでも中国での注目度はそれなりに高かったそうです。


マツダの次世代フラッグシップモデルMAZDA9/RX-9はこうなる?

そして最後は、RX-7/RX-8の後継車種となる新型RX-9/MAZDA9が登場したら?というちょっと珍しいイメージレンダリングが公開。

海外カーメディアCARSCOOPSがオリジナルで作成したもので、非公式レンダリングとなるためマツダとの直接的な関係性はないものの、その見た目はスーパースポーツカーそのもの。

CARSCOOPS曰く、この新型RX-9/MAZDA9は、2017年に発表されたヴィジョンクーペ・コンセプトからインスパイアされたモデルだそうで、くさび形のLEDヘッドライトやスリムな水平基調のLEDデイタイムランニングライト、シャークノーズのフェイクグリルを採用することで、一目でマツダとわかるデザイン言語を用いているとのこと。

ただ、フロントフード位置が大きく盛り上がったフロントフェンダーよりも低いところにあることを考えると、一般的な乗用車とは異なる「スーパーカーのようなスタイリング」であることから、決して安価なモデルではないことは確か。

パワートレインで最も濃厚なのは、ラージ商品群の新型CX-90にも搭載の排気量3.3L 直列6気筒ターボエンジンで、排ガス・騒音規制などを考慮するとハイブリッド(HEV)もしくはプラグインハイブリッド(PHEV)が最も現実的ではないか?とのこと。

もちろん、このモデルがそのまま市販化される可能性は限りなく低く、将来的にRX-9/MAZDA9が市販化されるかもわからないものの、衰退しつつあるセダンやクーペ市場を盛り上げるため、トヨタやホンダ、スバル、日産も続々と新型車を発表・発売していますし、マツダからもそろそろ刺激的なスポーツモデルの発表・発売に期待したいところです。

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Reference:Drive, CARSCOOPS