エンツォフェラーリをデザインし、同車にてスピード違反を犯した奥山清行 氏が新型Kode 61 Bridcageを世界初公開!ベースは不明ながらもフェラーリ・モンツァSP2風のオープンモデル
(続き)Ken Okuyama氏がデザインしたKode61 Birdcageは、マセラティMC20がベース?
引き続き、Ken Okuyama氏がデザインした新型Kode61 Birdcageを見ていきましょう。
ベースとなるモデルは未だ不明ながらも、仮にクーペモデルをベースにしているのであれば、トップルーフをぶった切る作業はもちろんのこと、専用のボディパネルを採用するなど、製作コストや時間もかかっていると思いますし、ここまで1960年代のティーポ61バードケージを彷彿とさせるようなレトロな見た目に仕上げてきたのは「流石世界のKen Okuyama」。
日本での車検が通るかどうかもわからない薄型ヘッドライトユニットや、フロントインテークと突き出たディフューザーを含むボディアンダーのブラックアクセントも独特。
そして3スポークのアルミホイールは、マセラティMC20のホイール意匠そのもの(ベースはやっぱりマセラティMC20?)。
内装はほとんど公開されていませんが、レトロでスタイリッシュなダッシュボードや、グロス系のアクセントパーツ、ゲート付きマニュアルシフター、アナログ インストルメントクラスター、パッセンジャースクリーンなども装備。
台数限定での発売となり、製造元は山形工場
具体的なスペックは明らかになっていませんが、リヤエンドのハイマウントデュアルエキゾーストとフロントの大型インテークは、Kode61 BirdcageがピュアEVではなく内燃機関を搭載するガソリンエンジンである可能性が高そうです。
このようなコーチビルドのプロジェクトでは、カスタムボディワークやインテリアを製作する上で、既存のスーパーカーシャーシやエンジンを利用するのが一般的ですが、Kode61 Birdcageに使用されたベースとなるモデルは現時点では不明なままとなっています。
ホイール意匠を拝見する限り、マセラティMC20ではないか?と推測しますが(インスピレーションを得たモデルもマセラティですし…)、後日詳細が明らかになるものと予想されます。
そしてこちらが、Kode61 Birdcageをデザインした奥山清行 氏ことKen Okuyama氏。
これまではワンオフモデルをメインにデザインしてきましたが、どうやら今回のモデルは台数限定になるとのことで、しかも日本の山形工場にてオールハンドメイド(手作業)での製造となります。
価格帯や販売時期などは明らかになっていませんが、具体的なスペック含めて2023年内には明らかになると予想されています。
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Reference:CARSCOOPS