フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の納車後雑感!「サイズ感の割に小回りが利く」「商品力は高いのに”買えない”のは勿体ない」等

(続き)日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の納車後雑感!

引き続き、日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の納車後雑感をチェックしていきましょう。

低燃費で無給油1,000km走行も余裕

続いてはエクストレイル(T33)の燃費について。

私のモデルはちょっと珍しい前輪駆動[2WD]になるため、四輪駆動[e-4ORCE]に比べて車体重量が軽い → カタログ燃費も2WDの方が優れているというのはありますが、実際に走らせてみると走らせる場所にもよりますが「18km/L~28km/L」と中々に優秀ですし、何よりも満タン給油で1,000km以上走行できるのはグッド。

前回のブログでは、エクストレイル(T33)の給油後平均燃費が22km/Lを超え、ガソリン満タン状態からの走行距離は1,200kmを突破。

先代50系プリウスにも匹敵するレベルの走行距離だと思いますが、まさか日産の新世代e-POWER技術がここまで凄いとは思いませんでしたし、何よりも周りの流れに合わせるような走り方でここまで実現できるのも、エクストレイル(T33)の魅力ポイントの一つだと思っています。

あとは排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン+e-POWER採用で、ガソリンの種類がレギュラーというのもポイント高いですね。


商品力はとても高いのに、新車で購入できないのは勿体ない

最後は、エクストレイル(T33)が日産の主力モデルであり、実際に所有してみて改めて商品力の高さがわかるにも関わらず、そもそも新車での購入・注文ができないということ(つまり受注一旦停止)。

これは前回のブログでもお伝えの通り、2023年4月に材料費&物流コスト高騰の影響を受け、価格改訂という名の大幅値上げがありましたが、2023年6月時点では多くの日産ディーラーにて新車購入・注文ができない状態で、いわゆる2024年春頃までの振り分け台数が埋まってしまった、ということに。

競合モデルが数多く存在するなかで、その中でも静粛性や乗り心地、予防安全装備プロパイロット(ProPilot)のシームレスでナチュラルな加減速サポートは高いレベルだと思いますから、そのモデルが購入できないのは本当に勿体ないと思います。

日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)