ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)って使い勝手イイ?車高低すぎて街乗りは難しい?ちょっと不満に感じているポイントも

(続き)日産の新型フェアレディZ(RZ34)の実用性についてインプレッション

引き続き、日産の新型フェアレディZ(RZ34)についてインプレッションしてきましょう。

ブラインドスポットワーニング(BSW)は使いやすい?

続いては、日産の新型フェアレディZ(RZ34)のブラインドスポットワーニング[BSW]の使い勝手について。

こちらは本来、死角になりやすい隣接レーンの後側方を走行する車両を検知すると、サイドミラー周辺のインジケーターが点灯しお知らせするというものですが、フェアレディZ(RZ34)の場合はサイドミラーではなく、上の画像の赤丸にある内ドアのAピラーのランプの点灯のみになります。

そのため、従来のBSWやトヨタのブラインドスポットモニター[BSM]、ホンダのブラインドスポットインフォメーション[BSI]に慣れている方からすると、見慣れない位置が点灯するのであたふたする可能性も。

実際、私も納車された当初は「運転時にオレンジの色のBSWランプが視界には入って来るものの、やはりサイドミラーを入念にチェックする癖がついているので、慣れるには少し時間がかかるかも…」と思っていましたが、1か月ぐらい運転してみると意外にあっさり慣れました。

ただ、片側1車線を走行していたり、片側2車線で右側車線/追越し車線の後方に車が居ない場合でもBSWのオレンジランプが点灯する場合があるため、このあたりの誤検知はもう少し改善してほしいところかも。


シートホールド感は他のスポーツカーに比べると弱い

続いてはフェアレディZ(RZ34)のシートホールド性について。

スポーツカーのシートと聞くと、体をしっかりとホールドするかのようなイメージを持ちますが、フェアレディZ(RZ34)の場合は、ゴリッゴリのスポーツ志向の車というよりも、どちらかというと高速道路や長距離移動を堪能するグランドツーリング(GT)カーという立ち位置だからなのか、シートホールド性は結構弱め。

ちなみにこの「弱め」というのは、私が他に所有するホンダ新型シビックタイプR(FL5)やレクサス新型IS500 F SPORT Performanceのシートホールドに比べて「弱い」という意味なので、トヨタGRスープラ/GR86や、マツダNDロードスター、スバルWRX STI、日産GT-R R35といった全般的なスポーツカーと比べての「弱い」ではないので注意してください。

そろそろカスタムを検討していきたい…タイヤのバルブキャップは早めに交換したい

私のフェアレディZ(RZ34)が納車されて4か月以上が経過し、更に本モデルが2022年7月に発売されて1年が経過するわけですが、私がお世話になっている日産ディーラー曰く、そろそろカスタマイズドエディション含むディーラーオプションが追加される予定とのこと。

個人的には、もう少しフェアレディZ(RZ34)の内外装のカスタムに力を入れたく、普段から目につくポイントのドレスアップを前向きに検討したいところ。

特にフェアレディZ(RZ34)のタイヤのバルブキャップですが、メタル製もしくは”Z”ロゴ or ”NISMO”ロゴ付きのメタルキャップにカスタムしたいところ。

ちょっとしたピンポイントのアクセントだけでもイメージは大きく異なりますし、そもそもフェアレディZ(RZ34)のディーラーオプションがあまりにも少なすぎるため、(車体が全く納車されていない状況ですが…)そろそろオプションの数を増やしてほしいところですね。

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