ガレージに12年間も保管&走行距離「僅か76km」のレクサスLFAが競売に出品!日産の新型ノートオーラ/セレナ/キックス/セレナなどのリコールが累計140万台以上にまで拡大!

日本で届け出された日産の100万台超えの大量リコールだが、更に世界規模で拡大され約140万台に

以前、日本市場向けとなる日産の新型ノートオーラ(Nissan New Note Aura)やノート(Note)、セレナ(Serena)、リーフ(Leaf)、キックス(Kicks)などに累計100万台以上大量リコールが届け出されましたが、どうやらアメリカや欧州市場向けの個体にも拡大し、そのリコール台数は約140万台にまで及んでいることが明らかとなりました。

海外メディア・ブルームバーグ(Bloomberg)の報道によると、今回アメリカ市場向けキックスとリーフにて発生している不具合は、クルーズコントロールがオフになったときの急加速と、走行中にモーターが機能しなくなる短絡の問題もあり、道路上で重大な安全上の危険を引き起こすとしてリコールを届け出する可能性が高いと報道しています。


アメリカではキックスとリーフの2車種がリコールの対象に

なお現時点では、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)がアメリカ市場向けのキックスやリーフを対象としたリコールに関するプレスリリースは公開していないものの、既に日本の国土交通省では、100万台を超える台数のリコールを公表しているため、近日中にも詳細が明らかになると云われています。

ブルームバーグの報道では、どの車両がどの問題の影響を受けるのか、また具体的な年式は不明なままとのことですが、先程のクルーズコントロールやモーター走行の不具合以外にも、日本ではヘッドランプの問題で約6,400台のノートオーラのリコールが届け出されています。

ちなみに日本市場向けも含めて、キックスにとっては初の大規模リコールとなりますが、日産のコンパクトクロスオーバーのリコールが届け出されたのは2019年が最後で、そのときはリバースカメラのディスプレイの問題を修正しなければならない内容でした(当時はリーフ含む約130万台の大規模リコール)。

一方でリーフに関しては、様々な不具合が発生しており、直近ではブレーキフルードラインの腐食が原因で漏れを引き起こし、ブレーキ性能に影響を与える可能性があると報じられました。

その他の過去の問題としては、ブレーキリレーの故障や、助手席エアバッグが作動しない、そして取扱説明書の誤った記載などが挙げられています。

主要モデルのローグ(Rogue)およびローグスポーツ(Rogue Sport)では、最近アメリカで最もリコールが届け出された個体で、走行中に停止する危険性があるため、70万台以上の車両がリコールの対象となりましたし、更に2022年には、ローグのみが火災の危険性を理由に80万台近くリコールが届け出されています。

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Reference:CARSCOOPS, RMSotheby’s