何でこんなにナビがポンコツなの?フルモデルチェンジ版・レクサス新型LX600で往復 約1,300kmのロングドライブPart③。乗り心地は上質なのに、何だか色々勿体ないな…

(続き)レクサス新型LX600の不満ポイントをチェックしていこう

引き続き、レクサス新型LX600で往復 約1,300km走らせての不満ポイントを見ていきましょう。

LX600のクルーズコントロール設定は少しやりづらい

先程の高速道路でのクルーズコントロール繋がりになりますが、新型LX600のクルーズコントロールの設定が中々にやりづらいという事。

おそらくは現代のトヨタやレクサスの画期的なワンプッシュクルコンに慣れてしまっているから?というのもあるとは思いますが、上の画像のように、赤丸のクルーズコントロールの準備スイッチはまだ押しやすいものの、その右隣にある黄色四角のクルコンSETスイッチが中々に押しづらく、一回一回目視して操作する必要があるんですね(あくまでも私個人の感想です)。

これは表現し辛いのですが、LX600のステアリングスイッチの場合、新型NX/RXのようなタッチトレーサーのようにシームレスで滑らかですし、押したような感覚が薄いスイッチなので、親指での触った感覚だけだと「今このスイッチを触っている」という直感性が無いんですね。
※特にクルコン準備モードとレーンキープ、クルコン設定(SET)&復活(RES)のスイッチは目視しないと分かりづらい上に、夜間は更に分かりづらくなる


新型LX600を除く他モデルは、直感的でわかりやすいスイッチになっている

ちなみにホンダ新型シビック(Honda New Civic, FL)やZR-V、ステップワゴン(New STEPWGN)といった最新モデルのステアリングスイッチだと、上の画像にある通り、レーダークルーズコントロールスイッチが左上にあり、クルージング設定がレバータイプなので、目視しなくても指で触れただけで直感的に「今レバースイッチを触っている」→すぐ操作できるので、やはり触っただけですぐにわかるという人間工学に基づいた設計はグッドポイントだと思うんですね。

LX600のスイッチは、ヘッドアップディスプレイを活用したタッチトレーサーありきのシームレスなスイッチにも思えるため、個人的には使いづらい上にもう少し凹凸をハッキリした方が良かったのでは?と思ったりもします。

以上が。新型LX600のロングドライブ時に不満に感じたポイントになりますが、細かいところを見ればキリがないものの、フラッグシップSUVで快適なドライビングを体感したいからこそ、今回の3つの不満ポイントは中々に目をつぶれないところでもあります。

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