フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウス2.0L HEVが納車されて6か月が経過→選択したメーカーオプションの利用頻度は?必要だったかをチェックしていこう

(続き)トヨタ新型プリウスが納車されて6か月経過してのメーカーオプションの利用頻度や満足度は?

引き続き、トヨタ新型プリウス2.0L HEV Zグレード[2WD]が納車されて6か月経過してのメーカーオプション利用頻度や満足度をチェックしていきましょう。

MOP①:スペアタイヤ(応急用タイヤ145/90D16インチ)

まずは「スペアタイヤ(応急用タイヤ145/90D16インチ)」。

今のところ使用するような場面はなく、純正の19インチタイヤがパンクするようなシーンには遭遇していないものの、リセール云々ではなく「もしものときに対応できるための安心材料」として持っておくのは大事なところ。

但し、スペアタイヤを装備しているからといって、いざというときに一人で作業できるとも限らないため、(便利な時代になりましたから)YouTubeなどにて事前に知識として知っておくのも大事かもしれませんね。

MOP②:デジタルインナーミラー+ドライブレコーダー(前後方セット)

続いては、「デジタルインナーミラー+ドライブレコーダー(前後方セット)」ですが、こちらは個人的に装備して良かったオプションだと考えています。

スポーティなボディスタイルである関係上、プリウスのデジタルインナーミラー用カメラがリヤテールゲートのバックカメラに隣接する形で設けられていて、車高が低い分、どうしてもカメラで撮影する位置が低い → 後続車両を見上げるような映し方になってしまうんですね。

これはボディスタイルやテールゲート位置を変更しない限りどうしても難しく、「後続車両からの圧が凄い…」「画面いっぱいに後続車両が映ってしまい、後方左右がほとんど見えない」「まるで煽られている…」という印象は受けてしまうため、この点は更なる広角カメラを搭載するなど、まだまだ改良の余地があるかもしれませんね。

ちなみにデジタルインナーミラーをOFFにして、スタンダードなルームミラーに変更することも可能ですが、後方視界は更に限られ、後席に乗員がいると後方視界の妨げになる恐れもあるため、後方の視認性の高さという点ではデジタルインナーミラーの方が上だと考えています。

あとはセットメーカーオプションとして設定されているドライブレコーダーですが、こちらも内蔵型でスマートなのですが、納車時(デフォルト)はドライブレコーダーの設定がOFFになっているため、これを見逃してしまうと常時録画しない状態で走らせることに。

しかもこのアップデートは、新型プリウスが発売された半年後にOTAアップデートでON設定に変更されているため、「トヨタの優先順位に対する考え方」「ユーザー目線ではないお粗末さ」が露呈した瞬間でもありました。


MOP③:デジタルキー

続いて「デジタルキー」ですが、こちらは納車後に車両登録して以降、利用頻度としてはほぼゼロ。

っというのも、デジタルキーを利用する際は専用アプリをインストール&起動しなければならないことや、スマホの容量も影響しているのかは不明ですが、強制的にアプリが終了するケースが多いため「全然実用的じゃないし使えない…」という理由で使用していません。

何れ利用できるタイミングを見て、デジタルキーの実用性は高いのか、フロントアウタードアハンドルには対応していて、パワーバックドアも対応しているのか?なども検証できればと思います。

MOP④:パノラマガラスルーフ(手動サンシェード)

続いて、フロント・リヤシート用の「パノラマガラスルーフ(手動サンシェード)」ですが、これに関しては思った以上に利用しておらず、納車された直後に物珍しさ程度に複数回利用した程度。

特に後席に乗員を乗せる頻度が少ない場合は、後席のサンシェードをオープンにすることもほとんど無いですし、センターピラーが邪魔で開放感が中途半端というのも正直なところ。

なお、このパノラマルーフを選択した理由としては、ガラスルーフでの開放感を得るため…というよりも、ブラックルーフのように見えて、ボディカラーが2トーン風でよりスポーティに見えるから、という理由で選択したように思います。

MOP⑤:12.3インチディスプレイオーディオPLUS(6スピーカー)+新世代コネクティッドナビ対応

最後は「12.3インチディスプレイオーディオPLUS(6スピーカー)+新世代コネクティッドナビ対応」について。

私が購入したプリウス2.0L HEV Zグレードは、本メーカーオプションを選択しなくとも12.3インチディスプレイオーディオが搭載されていて、ここに新世代コネクティッドナビが追加設定されることでナビゲーション機能を活用できているわけですが、過去のブログでも再三お伝えしている通り、トヨタ/レクサスの新世代コネクティッドナビはポンコツ仕様のため、それなりの金額を支払っても満足度としては結構低め。

2023年1月に発売されて7か月以上が経過しているにも関わらず、他の新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)/シエンタ(New Sienta)などではアップデートされている各IC/SA/PAの到着予想時刻が表示されないなど、そのレスポンスの悪さと優先順位の不透明さも不満要素の一つに含まれています。

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