ビッグマイナーチェンジ版・テスラ新型モデル3が世界初公開!ヘッドライト周りをよりスマートでスタイリッシュに…空力特性も向上!航続可能距離は678kmで更に実用的に
(続き)テスラ新型モデル3の内外装やスペックをチェックしていこう
引き続き、ビッグマイナーチェンジ版・テスラ新型モデル3についてチェックしていきましょう。
新型モデル3のスペックはどのように変化した?
続いてピュアEVモデルで一番気になる航続可能距離もチェックしていきましょう。
新型モデル3では、18インチアルミホイールを備えた最新のRWDモデルだと、WLTPモードによる航続可能距離が554kmで、LRバージョンだと678kmまで向上。
これはリフレッシュ前となる現行モデルのWLTP航続可能距離491km(RWDモデル)と602km(LRモデル)に比べて、それぞれ約11%~12%の増加ということに。
ちなみにオプションの19インチ”ノヴァ”ホイールを装着すると、RWDモデルだとWLTPサイクルで513km走行できますが、LRバージョン629kmと40km~50kmほど距離が短くなってしまうので、この点は実用性やデザイン性を考慮してグレード選択した方が良さそう。
あと参考までに、加速性能は特段大きな向上は無いとのことで、RWDモデルで0-100km/h加速時間が6.1秒、LRバージョンの全輪駆動[AWD]モデルで4.4秒とのこと。
インテリアは変わらずシンプルながらも豪華に
続いて新型モデル3のインテリアについて。
基本的にはスマートでミニマリストなレイアウトは変わらないのですが、よりラウンジのような豪華さが得られるそうで、アルミニウムとファブリック素材を特徴とする「包み込むようなアーキテクチャ」を備えたラップアラウンドデザインを採用するとのこと。
更にアンビエントライトがキャビン全体をカバーし、吸音ガラスと改良された防音材のおかげで、より静粛性が向上しているそうです。
インフォテイメント系に関しては、15.4インチの巨大センターディスプレイが搭載され、外枠のベゼルがスリムになったことで、画面領域がより広く使用できるように。
また、空調や換気、インフォテインメントコントロールが統合された8.0インチリアディスプレイも搭載され、モデルSやモデルXのように、コラムに取り付けられたレバーをステアリングに取り付けられたコントロールに置き換えたのも注目トピックス。
音響関連にも力を入れているテスラ
上位グレードのLRバージョンでは、サブウーファー2台とアンプ2台を備え、以前より3台多い17台のスピーカーを搭載することで臨場感を高めているとのこと。
一方でRWDには、9つのスピーカーと1つのサブウーファー、1つのアンプが搭載されていますが、これだけでも十分すぎるほど。
この他にも、通話品質を向上させるためのより高性能なマイクも搭載しているそうです。
最後に、リフレッシュされた新型モデル3は、欧州市場や中東市場だと2023年10月下旬頃よりスタートする予定で、その後北米モデル向けの販売スケジュールも公開予定とのこと。
また複数の報道によると、テスラ最大の生産拠点であり、世界的な輸出拠点でもあるギガファクトリー上海では、新型モデル3の生産がすでに開始されているとのことで、アメリカ市場向けはアメリカ現地生産となる可能性が高く、カリフォルニア州にある同ブランドのフリーモント施設では、テスト車両が何度もスパイショットされていますから、アメリカでの発表時期もすぐ近くまで迫っているのかもしれませんね。
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Reference:motor1.com