トヨタ新型センチュリーSUVの販売条件を聞いてみた。「初回は既存法人&リースのみ」「納期は新型ランクル300並み」等…メーカーオプションのボディカラー代だけで「200万円」

(続き)トヨタ新型センチュリーはオプション費用も凄かった!

引き続き、トヨタ新型センチュリーSUVについてチェックしていきましょう。

車両本体価格2,500万円(税込み)とインパクトはありますが、それだけでなくメーカーオプションやディーラーオプションも中々に高額。

これはもちろん、匠の技術を活かしていることや、生産台数の少なさ、圧倒的な工数の多さなど、様々な要素が掛け合わせてのオプション費用になり、更には「センチュリー」ブランドの名に恥じない価格設定にすることで、競合モデルに対抗するためだと予想されます。

具体的にどれほどの価格帯なのか?チェックしていきましょう。

ボディカラー代だけで最大200万円!

まずはメーカーオプションのボディカラーから見ていきましょう。

まずはモノトーンカラーの「[KIWAMI LINE]黎明 単彩(れいめい たんさい)プロミネントグレー」ですが、こちらは150,000円(税込み)

続いても、モノトーンカラーの「「KIWAMI LINE」麟鳳 単彩(りんぽう たんさい)ブラック」ですが、こちらもオプション費用は150,000円(税込み)

そしてここからが、更なる匠の技術を活かしたボディカラーですが、2トーンタイプとなる「[KIWAMI LINE]紅蓮(ぐれん)グローリーレッド×シルバー」で、オプション費用は700,000円(税込み)となっています。

そしてメーカーオプションカラーで最も高額なツートーンが、「[KIWAMI LINE]黎明 杼型(れいめい ひがた)プロミネントグレー×ブラック」で、そのオプション費用は驚きの2,000,000円(税込み)

フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーメーカーなどになってくると、ホワイトカラーだけで200万円~300万円にてラインナップされていることはありますが、国産自動車メーカーで数百万円のカラーオプションが存在するのはセンチュリーSUVだけではないでしょうか。


ディーラーオプション費用も中々にインパクトあるな…

続いてはディーラーオプションも見ていきましょう。

まずは定番の「フロアマット(プレステージタイプ)」ですが、素材は基本的には他の車両と同じナイロンなのですが、オプション費用は407,000円(税込み)

センチュリー専用にデザインを起こし、毛足の長さなどを綿密に調整し、微妙に色合いが異なる4色の位置を巧みに組み合わせているそうです。

こちらは、センチュリーのアイコンにもなっている「ハーフシートカバー(プレステージタイプ)」ですが、こちらは170,500円(税込み)

続いては「クッション(鳳凰刺繍入り)」。

シートと同色の表皮(ルーミッシュ)に、鳳凰の刺繍をあしらったクッションとのことですが、こちらは意外にも控え目の70,400円(税込み)

そして今回のディーラーオプションで一番の衝撃だったのが、「匠スカッフプレート(柾目)」。

ステンレススチールと樹脂(PP+PE)の素地を使用し、手作業で作られる唯一無二のスカッフプレートとのことですが、その価格は770,000円(税込み)

過去に、ロールスロイス・カリナンを購入したアメリカ人オーナーが、テーラーメイドのスカッフプレートで、ダイヤなどの宝石も使用して500万円を超えたというエピソードがありましたが、まさか日本車でも100万円に近いスカッフプレートを「ディーラーオプション」で販売するとは…

ちなみに後席分だけだと440,000円(税込み)のようです。

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