ホンダ新型ヴェゼルに不具合発覚→バッテリー上がりでエンジンが始動しなくなる恐れアリ。トヨタ初代プリウスのHVバッテリーのサービス交換も終了へ

2023-09-08

最悪の場合、車両火災に至る恐れアリ

続いて、プジョー新型3008 HYBRID4/508 HYBRIDやシトロエンC5エアクロスE-HYBRID、DS 7クロスバックE-TENSEの4車種・計1,115台にリコール。

不具合内容としては、トラクションバッテリーECUにおいて、ソフトウエアが不適切なため、駆動用バッテリーの異常を早期に検知できないことがあるとのこと。

このためバッテリーの異常が進行し、最悪の場合、車両火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、本国からの情報により明らかになっているそうです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[プジョー3008 HYBRID4]
・3LA-P845G06H/VF3M45GBULS170883~F3M45GBUNS158704/令和02年12月07日~令和05年02月11日/600台

[プジョー508 HYBRID]
・3LA-R85G06H/VR3F3DGZTLY043365~VR3F4DGZTNY632152/令和03年03月14日~令和05年03月04日/221台

[シトロエンC5エアクロスE-HYBRID]
・3LA-C845G06H/VR7A4DGZSLL081883~VR7A4DGZSNL052037/令和03年02月03日~令和05年02月11日/158台

[DS 7クロスバックE-TENSE]
・3LA-X745G06H/VR1J45GBULY029187~VR1J45GBUNY633038/令和02年12月07日~令和05年03月04日/136台

改善措置としては、全車両、トラクションバッテリーECUのソフトウエアを対策プログラムに更新し、バッテリーの異常を早期に検知できるようリコール作業を実施するとのことです。


リヤビューカメラの製造が不適切で、後退時に衝突する恐れアリ

続いて、フォード・マスタングの1車種・計585台に改善措置。

不具合内容としては、以下の2種類が挙げられています。

①:リヤビューカメラにおいて、製造工程が不適切なため端子がカメラ内部のプリント基板に正しくはんだ付けされておらず、接触不良となっているものがある。そのため、通電性が不十分となり断続的に映像が映らなくなり、後退時に衝突するおそれがある。

②:トランクリッド内に配策されているリヤビューカメラの配線において、取付位置及び硬質スクロールチューブの材質の選定が不適切なため、デッキリッド開閉により硬質スクロールチューブ内と内部配線が擦れ合い、断線することがある。そのため、リヤビューカメラの映像が映らなくなり、後退時に衝突するおそれがある。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、本国からの情報により明らかになっているそうです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[マスタング]
・不明/1FA6P8TH9F5307447 ~ 1FA6P8TH2F5435299/平成26年10月3日~平成27年7月20日/585台

改善措置としては、以下の通りとなっています。

①:全車両、リヤビューカメラの部品番号を確認し、不具合対象であれば良品に交換する

②:全車両、トランクリッドハーネスを点検し配策変更を行う。必要に応じハーネス交換またはジャンパハーネスを取り付ける。

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Reference:Toyota国土交通省①