遂に来た!フルモデルチェンジ版・レクサス新型RX/RZ450e/NX/LSにOTAアップデート!到着予想時刻の表示など、ようやく「一般的なナビ」へと改善へ

(続き)2023年9月27日付けで更新されたOTAアップデート内容をチェックしていこう

引き続き、レクサス新型RX/RZ450e/NX/LSを対象としたOTAアップデート内容の詳細をチェックしていきましょう。

項目⑥:IC(インターチェンジ)/SA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)等の通過時刻表示

続いて、「IC(インターチェンジ)/SA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)等の通過時刻表示」について。

これは、トヨタの主力モデル含めて多くのオーナー様が不満に思っていたポイントだと思います。

[不満ポイント]

高速略図上に表示しているIC(インターチェンジ)/PA(パーキングエリア)/SA(サービスエリア)等に対して、自車位置(現在位置)からの距離のみを表示していた


[改善内容]

IC(インターチェンジ)/PA(パーキングエリア)/SA(サービスエリア)等の通過時刻を表示するように改善

項目⑦:「自宅を登録」アイコンの表示改善

続いて、「「自宅を登録」アイコンの表示改善」について。

[不満ポイント]

「自宅を登録」アイコンに対して灰色文字を使用


[改善内容]

「自宅を登録」アイコンを青色文字に変更し、「自宅を登録」アイコンを強調するように改善

これに関しては、ユーザーからどのような意図で灰色から青色に変更してほしいとのリクエストがあったのかは不明ですが、単純に改善しやすいものから優先的に改善しているのか、それとも重要かつ複雑なものは後回しにしているのかは不明です(これを改善の内の一つに含めているのは甚だ疑問)。

項目⑧:地図表示の視認性改善-推奨レーン-

続いて「地図表示の視認性改善-推奨レーン-」について。

これもトヨタ/レクサスユーザーからのりエクストが多かったように感じられ、より見やすさと強調性が増し、まさに改善されたポイントだと考えています。

[不満ポイント]

推奨レーン表示を地図上に表示している


[改善内容]

推奨レーン表示をより見やすくするため、配色と矢印の大きさを変更

項目⑨:通話中のメニュー表示改善

続いて「通話中のメニュー表示改善」について。

[不満ポイント]

電話を切るための操作が分かりづらかった(電話画面に切り替える必要があるが、操作手順がわかりづらい)


[改善内容]

通話中はメニューの電話ボタンを応答ボタンの表現に切り替え、電話画面への切り替え操作を分かりやすくする

項目⑩:Bluetooth接続機器の表示改善

続いて「Bluetooth接続機器の表示改善」について。

[不満ポイント]

現在接続されている端末において、どの機能が有効になっているか、デバイスリスト上でわからない


[改善内容]

デバイスリストの横に、現在有効となっている機能アイコンを表示

項目⑪:着信時のバナー表示改善

最後は「着信時のバナー表示改善」について。

[不満ポイント]

電話着信時のバナーにおいて、どの端末が受信したのかわからない


[改善内容]

バナーに通話を受信している端末名称を表示


このソフトウェアが次のレクサスの新型車にも反映されていて欲しい

今回のOTAアップデートにより、ようやく不満に思っていたポイントがいくつか改善されたわけですが、個人的に最も気になっているのは、トヨタ/レクサスのソフトウェア管理能力の低さ。

次回デビューするであろう新型LBX/LMや、2024年にデビュー予定の新型GXなど、これらに搭載されるディスプレイオーディオも、おそらくソフトウェア更新されたバージョンが適用されている?のだと推測しますが、新型RX/RZ450eにて全く反映されていなかったことを考えると「もしかすると同じことを繰り返すかもしれない…」という不安があったり。

車種によって、ディスプレイオーディオのバージョン(使い勝手)や品質が全く異なるのも問題だと思いますし、どんどん車種が増えれば、その分ソフトウェア管理も更に複雑化してくるでしょうから、トヨタ/レクサスともに管理を徹底してほしいところですね。

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