フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウス(60系)が納車されて8か月が経過!プリウスのブレーキコントロールは「直近の新型車」で一番優秀なのではないか?と思う

(続き)トヨタ新型プリウスが納車されて8か月経過してのインプレッション

引き続き、トヨタ新型プリウスが納車されて8か月経過してのインプレッション内容を見ていきましょう。

やはり19インチタイヤのロードノイズは気になるが、そこまで問題視するものでは無いと考える

続いては、新型プリウスの19インチタイヤのロードノイズについて。

5,000km以上走らせたものの、タイヤ溝はまだまだ残っいますが、下道や高速道路にて走らせてもロードノイズはどうしても聞こえてしまいます。

ただ、このロードノイズも「不快」に感じたり、走行中に車内での会話が遮られたりするようなことは無く、あくまでもタイヤから必然的に伝わってくるザラツキ音などが気になるぐらいで、それ以外に気になることはほとんど無し(むしろこれだけスポーティなスタイリングで、19インチタイヤを履かせたモデルとしては快適に思えるレベル)。


むしろ「ロードノイズはよく抑えている方」だと思う

これは19インチタイヤを履かせたプリウスに限らず、他に所有する15インチタイヤを履かせるトヨタ・シエンタ(Toyota New Sienta)、18インチタイヤを装着するホンダ新型ZR-Vなど、タイヤと道路の面が接する以上、どうしてもロードノイズが発生するのは当然といえば当然ですし、仮に遮音性を高めているにしても100%抑えることは不可能ですから、これだけ工夫を凝らして「ロードノイズがー…」と批判するのはお門違い(ロールスロイス・カリナンに試乗したときは、ほとんどロードノイズは発生せず超絶静かでしたが…)。

それだけ車に求められるハードルがどんどん高くなっているのかもしれませんが、ただこれだけロードノイズが発生しやすい装備内容・条件でありながらも、プリウスはどちらかというと「十分抑えられている方」だと考えています。

以上が、新型プリウスが納車されて8か月経過してのインプレッションとなりますが、改めて思うのは「プリウスってよく出来たクルマだなぁ…」ということ。

世間ではプリウスミサイルなどと揶揄されることも多いのですが、その一方でトータルの完成度は間違いなく高いと思いますし、2023年10月中旬時点で納期が1.5年以上かかるという問題を除けば、十分買いと云える一台だと考えています。

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