凄いお宝が出てきたな…映画のワンシーンで大破したランボルギーニ・カウンタック25th Anniversaryが競売に登場!レオナルド・ディカプリオが運転した希少な一台

(続き)オークションに出品されるランボルギーニ・カウンタック25th Anniversaryについてチェックしていこう

引き続き、ボナムスオークションにて出品される1989年式ランボルギーニ・カウンタック25th Anniversaryを見ていきましょう。

今回のオークションにてもう一つ注目してほしいのが付属品。

何と当時の映画にて使用された、ディレクターズチェアやマーゴット・ロビーのサイン入り下見板、クルーのパーカー2着、映画のDVD、および制作会社からの証明書なども付いてくるとのことで、本モデルを美術館などにて飾る際には最高のオプションではないかと思います。

ちなみに、今回オークションにて出品されるカウンタック25th Anniversaryは、世界で僅か658台しか製造されていない希少モデル。

ボディカラーは、更に希少とされるホワイト系のビアンコ・ポロ(Bianco Polo)で、アメリカ向けに納車されたのは僅か12台でした。

内装もボディカラーにマッチするようにホワイトののフルレザーを採用していて、その見た目はまさにエレガント。


アメリカに納車されたカウンタックは、賛否の多い「5マイルバンパー」が装着されている

ちなみにこのカウンタック、既にお気づきの方も多いと思いますが、従来のカウンタックとは異なりフロントバンパーに「出っ張ったモノ」が装着されています。

実はこれ、1971年にアメリカの運輸省道路交通安全局が連邦自動車安全基準215条を発表した際に設けられた「5マイルバンパー」というもの。

5マイルバンパーは、アメリカにて販売される1972年9月1日以降の新車に対して設けられ、フロント側で8km/h(5マイル)、リア側で4km/hの衝突に耐える必要があると定められています。

もちろん、現代のモデルでも5マイルバンパーは導入されていて、例えば世界限定500台のみ販売されたブガッティ・シロン(Bugatti Chiron)にも、この5マイルバンパーが装着されているのですが、やはりオーナーからの評判はイマイチなのだそう。

確かに安全性を向上させるという意味では聞こえは良いのですが、その一方で不格好な(ダサい)出っ張りのせいで美しいデザインが全て台無しになってしまうため、この点はアメリカモデルで改善してほしいところです(日本のナンバープレートもスーパーカーやスポーツカーのデザイン性、空力特性を損ねているのと同じ)。

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Reference:CARSCOOPS