トヨタ新型60系プリウスが納車されて9か月が経過!納車時に不満に感じていた「あのポイント」を再評価してみる→ネガティブのままの評価も?

(続き)トヨタ新型プリウスの納車後9か月経過してのインプレッション

引き続き、トヨタ新型プリウスが納車されて9か月経過してのインプレッション内容をチェックしていきましょう。

運転席からのAピラーは視界の邪魔になっている?

続いて、運転席から見たときのAピラーの太さと視界についてですが、これも慣れてしまえば問題は無いものの、あくまでも個人的な意見として「慣れるのに時間がかかる」と思っています。

特にT字路にて右折する際、右から来る車両に対しては特に視界の邪魔にはならないものの、左から来る車両に対しては、Aピラーが左側から来る車両にモロに被ってしまったり、左側の車線全体が見えなくなることがあるんですね。

そのときに小さな三角窓から覗き込めるだけの余裕があるのかどうか?というのもポイントだと思いますが、後続の車両から急かされるようなことがあれば、三角窓を覗いている余裕すらも感じなくなるかもしれないですし、そういったときの視界不良は結構ストレスに感じるところ。

そのため、プリウスの運転席から見るAピラーの視界は、慣れれば問題ないとは思いますが、慣れるのに時間がかかりますし、仮に慣れても「見づらい」というフィーリング自体は特に変わらないと思っています(あくまでも個人的な感想です)。

なお参考までに、プリウス以外に所有するスポーツカー系の日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)や、ホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)の3車で運転席からの視界比較を行ったところ、プリウスが最も視界が良くなかったという結果になっています。


助手席や後席の乗降り性について

最後は、プリウスの助手席と後席の乗降り性についてですが、これは乗降りする人の身長の高さや体型などによって大きく異なるので、あくまでも参考程度に見て頂けるとありがたいのですが、身長182cmで中肉中背の私の場合だと、助手席と後席は「乗りづらい」と思っています。

まず助手席に関しては、運転席のようにシートの上下調整ができないため、シートの座面が高い関係で、座面もしくは座面サイドのところにお尻が当たったときに、頭がルーフフレームのところに当たってしまうんですね。

例えば助手席側を一番後方までスライドすれば、まだ乗降りしやすいのですが、仮に後席に子供が乗っていたりするとシートは後方までスライドできないため、乗降り性としてはかなり厳しくなってしまいます。

あと後席も同様なのですが、足もとのスペースがかなり狭い上に、シート座面位置も高いですし、ルーフラインは後方に下っていって更に頭がぶつけやすい形状なので、できるだけプリウスに関しては助手席や後席に乗らないようにしています。

以上が、新型プリウスが納車されて9か月経過してのインプレッションとなりますが、ネガティブに感じていた部分は大分解消されているものの、継続してネガティブに感じる部分はその人の体型などによって依存してくるため、その人のライフスタイルも含めて、適切なカテゴリの車選びが必要だと気づかされます。

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