(2024年)トヨタ新型ランドクルーザー70の実車を見てきた!真のオフローダースタイルでレトロ感もバッチリ…但しKINTOだと既に納期3年近く

(続き)トヨタ新型ランドクルーザー70の実車をチェックしていこう

引き続き、トヨタ新型ランドクルーザー70の実車をチェックしていきましょう。

ランドクルーザー70の内装はこうなっている

そしてここからはインテリアへ。

サイドステップは申し訳程度の張り出しで、フロアは高床なので身長182センチの私でもとにかく乗り降りしづらいのですが、「これから悪路を走らせる!」と思わせてくれるようなワクワク感も。

エンジンスタートはシリンダー式

運転席周りはこんな感じ。

プッシュスイッチ式のエンジンスターターが主流になっている中、ランクル70はこれまでの伝統を受け継ぐ「キーを差し込んでのシリンダータイプ」。

ステアリングホイールは本革巻き+木目調のコンビタイプで、特に本革部分はウレタンに近い手触りと質感。

右下には、GR86やレクサスIS500と同じレバータイプのクルーズコントロールが設けられていますが、ランクル70に設けられているのがちょっと不思議に思う所。

200km/hのフルスケール台形メーターを採用

メーターレイアウトはこんな感じ。

中央にはFJ40を彷彿とさせる台形メーターで、180km/hではなく200km/hフルスケールなのもグッド。

そして右側には、縦型基調となる4.2インチのTFT液晶メーターを搭載。

男のロマンさえも感じるナビレス&オーディオレス

ナビやディスプレイオーディオが標準的に装備されるなか、ランクル70はオーディオ&ナビレスが標準(ナビはディーラーオプション)。

こういうので良いんだよ…エアコンはマニュアル式

エアコンもガチャガチャするタイプのマニュアル式でグッド。

やはり悪路などのオフロードを走行する際には、タッチパネルなどではなく”直感的な操作”が可能なマニュアル式の方が、操作性も使い勝手も良いのかもしれませんね(個人的には細かく設定する先進的なエアコンパネルよりも、こうしたざっくり調整できる方が好み)。


ユーティリティや各種スイッチ類も見ていこう

あとセンターシフトで少し隠れていますが、左側にはUSB Type-Cが2口設けられているのも現代のニーズに対応するため。

センターシフト手前には、手引きハンドブレーキや1人分のドリンクホルダーなども完備。

こちらは蓋つきのコンソールボックス。

さすがにティッシュボックスなどは収納が難しそうですが、小物類は収納できそうですね。

内ドア周りも武骨でシンプルですが、なぜか内張は合成皮革のようなソフトパッドタイプで質感も高め。

サイドミラー調整スイッチや、光軸ダイヤル、そしてオートハイビームスイッチも完備。

この点はプロボックスのレイアウトに似ていますね。

当初懸念されたデフロックダイヤルも完備。

そしてこちらは後席スペース。

身長182センチの私だと、膝先がフロントシートバックにあたるので、決して広いとは言えません。

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