日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)は茶道の世界でも人気?特に後席の評価は高く「着物でもフィット感ヨシ!」「えっ、後ろにシートヒーターあるの?」と驚きの声も

2023-12-22

(続き)茶道の世界でも活躍する日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)

引き続き、日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)についてインプレッションしていきましょう。

やっぱりエクストレイルの燃費は凄かった

そして今回の茶道イベントでの送迎が終わり、前回給油から392.9km走らせての平均燃費は20.2km/Lと中々に好調(その内茶道イベントで走らせたのは約40kmほど)。

前輪駆動[2WD]モデルなので、車体重量が四輪駆動[e-4ORCE]に比べて軽い関係で燃費も良い方ですが、それでもDセグメントSUVで20km/Lを超えるような燃費性能は流石の一言。

フロント・リヤ共にエアコンやシートヒーターも全て稼働していて、これだけの燃費性能であれば十分満足ですし、ここまで燃費が向上しているのも無料高速区間や信号の少ないマイナーロードを走行しているのも影響していると思います。


エクストレイル(T33)は商品力が高いからこそ、直近の受注停止や大幅な値上げが魅力を低下させている

今回のT33型で一気に商品力を高めたエクストレイルですが、せっかく快適性や質感を大幅に高めているにも関わらず、受注停止の繰り返しや(材料費+物流費高騰による)車両本体価格の大幅な値上げが目立ってしまったのが残念なところ。

今後は一部改良やマイナーチェンジを実施することで、より商品力のアップと共にデザインも変化してくると予想されますが、その一方で車両本体価格も更に上がり、より購入しづらいモデルとなってしまうのは勿体なく思いますね。

後席に座っていたお客さんが、この車の金額について質問してきたとき、私が「込々で約500万円ぐらいでしたね」と回答したところ、金額を聞いて驚いていたのも印象的でしたし、彼女の中でえ「エクストレイルはもっと庶民的な乗り物」というイメージがあるようで、(上級グレードといえども)やはり今回のモデルの立ち位置や金額に疑問を持っているのを考えると「エクストレイルは色んな意味で変わってしまった」のだと思われます。

1ページ目:後席の乗り心地や快適装備の使い勝手などの評価も高め?

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