奇跡が起きた!能登半島地震で瓦礫の下敷きになっていたマツダCX-5救出→エンジンがかかり無事に脱出→オーナー「よう生きとったね…ありがとう」

(続き)地震の影響で下敷きになっていたマツダCX-5に奇跡が起きる!

何と、「もうダメだ…」と思っていたマツダCX-5のエンジンを始動することに成功!

奇跡的にエンジンは無事で、諦めていた石田さんも「エンジンかかった?」と驚きを隠せません。

しかも驚くことに、CX-5はエンジンがかかるだけでなく、そのまま自走で瓦礫の下から脱出!

持ち前の太いトルクで悪路を脱出(足回りも無事のようだ)。

ルーフやフロントガラス、ボンネットは変形していますが、ドアパネルの開け閉めは可能であることを考えると「さすがはマツダ」と言わざるを得ません。

命を吹き返し、そのまま自走するCX-5。

その勇姿を見た石田さんは「上等やがいや」と興奮気味。


救出されたCX-5にかけた一言目の言葉「よう生きとったね…ありがとう」

無事救出されたCX-5と久々の対面となる石田さん。

目の前で最初にかけた言葉が「よう生きとったね」でした。

更に近づいて…

テロップには出ていませんが、ボンネットを撫でながら「ありがとうな」と感謝の言葉を伝えています。

目の前に相棒がいることの幸せ。

当たり前の日常を奪われたことによる喪失感は計り知れないと思いますが、車と対話する姿を見て、石田さんはマツダCX-5という車を心の底から大切にしていたことがわかります。

運転席のドアを開け…改めて自分自身でエンジンを始動する石田さん。

アクセルを踏んで空ぶかししながら「うれしそうな声しとる」と喜ぶ姿が何とも印象的。

本来ならば、このような姿を見ると絶望に打ちひしがれるところですが、唯一の相棒だからこそ、エンジンがかかった(無事だった)ことで対話ができたことが、とても嬉しかったのだと思います(こういう人が「真の車好き」なんだろうなぁと思う)。

ちなみに、このCX-5を救出したのは、熊本から来た災害ボランティアの方たち。

災害ボランティアの方たちは「いやいや、お金はいらないです。恩返しですよ。熊本地震の」と笑顔で返します。

こうしてお互いが助け合う精神は素晴らしく、その精神があるからこそCX-5を救出することができたのだと思います。

CX-5が戻ってきて大喜びの石田さん。

今後、この車が廃車となってしまうのか、それとも修理で直すことになるのかは不明ですが、石田さんの喜ぶ姿を見ると、やはり修理して再び共に歩む姿を見てみたいところです(マツダがこのニュースを見ていることを願う)。

【特集】がれきの下から出てきた車のエンジンがかかった! 「よう生きとったね…ありがとう」

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