三菱の新型トライトンやハイラックスがライバル?中国JACがダイナミックシールドグリルのパクリっぽい新型T9を発表→テストカーも初スパイショット

(続き)中国製ピックアップトラックのJAC新型T9を見ていこう

引き続き、オーストラリアにて販売予定となっている中国製ピックアップトラック・JAC新型T9を見ていきましょう。

オーストラリアではディーゼルのみ、南アフリカではガソリンやPHEVも?

オーストラリア市場ではディーゼルのみの販売で、将来的にはピュアEVも設定されるとの情報ですが、参考までに、既に市販モデルがラインナップされている南アフリカでは、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力228ps/最大トルク380Nmを発揮するエントリーモデルをラインナップしていて、2024年後半には、同エンジン+26.8kWhのバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)グレードも展開予定。

コチラに関しては具体的なスペックは不明ながらも、どうやら燃費だけで30.3km/Lにまで到達できるとのことです。

更に2025年初頭には、排気量2.5L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルが導入される予定で、南アフリカ市場では安定した売行きを見せているようです。

それにしても…

この新型T9のフロントマスクを見れば見る程に、三菱のピックアップトラックをイメージさせるものがありますが、現段階で三菱がラインナップする新型トライトンとは異なるテイストではあるものの、見た目のアグレッシブさは好み。

参考までに、こちらが日本市場にて販売されているトライトン。

ダイナミックシールドグリルを採用しつつ、釣り目タイプのLEDデイライトや独立式のヘッドライトとフロントフォグランプなど、そのレイアウトはT9と近いしいものが有りますね。


新型T9の内装は高級且つエレガント仕様に

ちなみにコックピットはこんな感じ。

縦型基調のタブレット型センターナビゲーションディスプレイに、8インチ液晶+LCDのハイブリッドメーターを搭載。

シートは合成皮革にダイヤモンドキルティングと高級感がありますし、内ドアトリムもシルバー加飾やソフトパッドを多用するなど、日本車の質感とは明らかにレベルが異なるのがわかりますね。

あとメーターデザインはこんな感じで、ホンダのようにフル液晶風に魅せるところはお見事ですし、メーターデザインも決してチープではなく立体感があるのも魅力的だと思います。

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