遂に新型ランドクルーザーSeが来る?トヨタがアメリカの工場にて「全く新しい3列シート電動SUV」を生産すると報道!約2,200億円の設備投資

(続き)トヨタの巨額設備投資について、インディアナ州の知事も称賛

トヨタが、アメリカ・インディアナ州プリンストンにて製造するSUVについては、まだまだ不明なポイントがたくさん残っています。

トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナでは現在、レクサスTXに加えて、トヨタ・ハイランダー(New Highlander)、グランドハイランダー(New Grand Highlander)、シエナ(Sienna)も製造中。

同社の工場には、7,500人以上の従業員が居て、生産チームメンバーの賃金は時給22.75ドル(日本円に換算して約3,540円)からとなっています。

インディアナ州のエリック・ホルコム知事はこのニュースを賞賛していて、「インディアナ州とトヨタは、30年近いパートナーシップを共有しており、これによりプリンストンと、その周辺のインディアナ州南西部地域で数十年にわたり雇用の安定と経済的機会が培われてきた」との声明を発表。

同氏はさらに、「今日の素晴らしい発表は、遠い将来に向けて拡大し利益を上げようとしている企業にとって、州のビジネスに優しい環境、長期的な成功への注力、熟練した労働力へのアクセスがいかに重要であるかを改めて示している。インディアナ州は、今後もモビリティの未来の中心であり続けることを誇りに思っています」と説明しています。


ホンダはカナダにEV新工場を設立し、バッテリー含めて1.7兆円投資へ

トヨタに続き、ホンダも2024年4月25日、カナダに電気自動車と電池工場を新設すると発表。

総投資額は150億カナダドル(日本円に換算して約1.7兆円)で、2028年にも稼働することを明らかにしました。

ホンダとしては、過去最大規模の投資になるとして、カナダ政府などの資金支援を受けながら、電池や材料を含めた供給網をアメリカにて構築し、EV生産で巻き返す計画です。

カナダ・オンタリオ州にある自社工場にて記者会見した三部敏宏 社長は「アメリカはホンダにとって最大の市場だ。電池の安定供給体制を確立し、コスト競争力を高め、カナダでの電動化の取組みを加速していきたい」と語っています。

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Reference:CARSCOOPS日本経済新聞