遂に来た!フェラーリ新世代V12モデルとなる812スーパーファスト後継が2024年5月3日の午前9時に世界初公開へ!アストンマーティン新型ヴァンキッシュはV12ツインターボ確定に
(続き)フェラーリの次世代V12に続き、今度はアストンマーティンの次世代V12モデルを見ていこう
先程は、フェラーリ812スーパーファストの後継モデルとなる次世代V12モデルのティーザー画像や発表日時を紹介しましたが、今度はアストンマーティン新型ヴァンキッシュ(Aston Martin Vanquish)について見ていきましょう。
新型ヴァンキッシュに関する注目トピックスは以下の通り。
◇アストンマーティンの大幅改良されたV型12気筒ツインターボエンジンが確定し、最高出力835ps/最大トルク1,000Nmを発揮
◇アストンマーティンの新フラッグシップモデルとしてデビューする
◇DBSの後継車が2024年後半に登場する際には、ヴァンキッシュの愛称を使用することを強く示唆している
アストンマーティンの新世代V12モデルは、カタログモデルではなく特別限定モデル?
こちらが今回公開された、新型ヴァンキッシュに関するティーザー画像の一部。
ティーザー画像からも「V型12気筒ツインターボエンジン」が搭載されることが確定し、エンジンヘッドカバーにはカーボンファイバ素材を使用しています。
今回のモデルでは、アストンマーティンの代表的なV12エンジンが大幅にアップデートされ、更に強力になったモデルとして発表される予定です。
そしてこのモデルについて、アストンマーティンは「最も高級で限られた入手可能モデル」と説明しており、おそらくはカタログモデルとしてではなく、フェラーリのスペチアーレモデルような立ち位置としてラインナップされるのではないかと予想されます。
なおアストンマーティンが公開しているティーザー動画では、「新しいV12時代の夜明け」と題された短いショートムービーが公開され、最新のパワートレインを紹介しつつ、その輝かしいサウンドとともに予備的な詳細を明らかにしています。
さらにティーザー動画の最後には「すべてが打ち負かされる」というフレーズがあり、新しいエンジンを搭載した最初のモデルの名前についての明確なヒントを与えているのもポイント。
ちなみに気になるパフォーマンスとしては、最高出力835ps/最大トルク1,000Nmを発揮することが確定的とのことで、このスペックは、DBS 770 Ultimateに設定されたV12ツインターボ(最高出力770ps/最大トルク900Nm)よりもパワーアップしていることがわかります。
なお今回のモデルについて、アストンマーティンのエンジニアは「内燃プロセスのあらゆる段階を洗練」し、ハードウェアの改良により「前例のないパフォーマンスと効率が実現している」と説明。
具体的には、新しいV12は強化されたシリンダーブロックとコンロッド、再設計されたカムシャフトを備えた「再設計型のシリンダー ヘッド」が採用され、新しい吸気ポートと排気ポートを備えているとのこと。
レイアウトも変更され、点火プラグと高流量燃料インジェクター、さらに高速で慣性が低減された一対のターボチャージャーからも恩恵を受けているとのことで、果たしてどのようなパフォーマンスを提供してくれるのか、とても楽しみな一台です。
Dawn of a new V12 era | All Will Be Vanquished
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Reference:CARSCOOPS➀、②