【独自】世界限定250台&約6.5億円のブガッティ新型トゥールビヨン最新情報!「日本に4台のみ納車」「デポジットは75万ユーロ」「メーターデザインはスイスの時計職人」
(続き)ブガッティ新型トゥールビヨンに関する最新情報をチェック!
引き続き、世界限定250台のみ販売のブガッティ新型トゥールビヨンを見ていきましょう。
トゥールビヨンのメーターは、スイスの時計職人が製作したもの
続いては、トゥールビヨンに採用されたメーターデザインについて。
このメーターは、腕時計の複雑機構である「トゥールビヨン」が由来となっており、しかもスイスの時計職人によって製作されたもの。
使用されるのはチタン製の素材で、使用される部品点数は驚異の600個以上(しかも重量は僅か680gと超軽量)。
部品点数を減らして液晶メーターを採用している日本や中国の自動車メーカーとは異なり、ブガッティは「時代を超えた機械感覚」で設計することで、唯一無二で軽量化を目指したメーターを採用。
驚くべきは、チタン製の素材を採用するだけでなく、何とルビーやサファイアといった高級宝石も使われているということ。
おそらく中東のオーナーは、ここに24金やプラチナを追加でオーダーするのではないか?と予想しますが、それだけ手間やコストがかかっていることは明確。
この構造は、5~50ミクロン(0.0002~0.002インチ)の許容誤差で作られていて、背面も同様に繊細な造りとなっています。
あとこのモデルに採用されるステアリングホイールは、固定ハブ付きで設計することで、ドライバーが常に計器類を見ることができるようになっているのもポイント。
ホイールの上部と下部のスポークは計器クラスターの背後まで伸びており、ホイールの視界が遮られることなく保たれています。
トゥールビヨンのステアリング周りは、シトロエンやマセラティのデザインがモチーフになっている?
改めて、新型トゥールビヨンメーターデザインを見ていきましょう。
複雑な構造を持つこのメーターデザインですが、先ほどの通り、固定されたステアリングホイールハブを備えた構造は、2004年に発表されたシトロエンC4にも採用されていました。
以下の動画にもある通り、中央は固定されたままでリムのみが回転し、ドライバーが左右にハンドルを切った場合でも、すべてのボタンが常に同じ位置にあるようにするというアイデアです。
Citroen C4 Coupe Fixed Hub steering wheel
ボタンだけでなく、ヘッドライトに関連する警告灯もステアリングホイールのハブの上部に取り付けられているため、直感的な操作性だけでなく視認性の向上も期待されますが、実際に運転してみての評価も気になるところですね。
構造は少し異なるかもしれないですが、更にその前の1972年式となるマセラティ・ブーメランにも、同様の哲学が採用されていて、しかも腕時計に近い固定式メーターが既に採用されていたのを見ると、トゥールビヨンのデザイン言語はレトロモデルを現代的な解釈で復活させた技術なのかもしれませんね。
1ページ目:トゥールビヨンが日本に入って来るのは4台のみ!既に完売している?
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Reference:motor1.com➀、②