やっぱり中国車はまだ怖くて乗れないな…BYDの高級ブランドDenza D9に試乗→セールス「手を離しても大丈夫!AIが自動運転してくれる」→追突事故

(続き)アメリカ調査機関「2030年までに、3人に1人が中国車を持つことになる」

続いて、アメリカの調査機関であるアリックスパートナーズ社の調査によると、「2030年には、中国車の世界シェアが33%に到達する」との統計と推測が発表されており、つまりは車を所有する3人に1人が中国車に乗っていることに。

なお、同機関がこれまでに調査をまとめた内容を見ていくと、どうやら2024年時点で、既に中国国内では59%のシェアを獲得し、グローバルでのシェアは21%にまで達していることを考えると、あながち「2030年までに33%に到達するという統計は大げさなものではないのかも」と思わせるほど。

一方で日本市場だけを見ていくと、2030年には何%が中国車を持つと言われているのでしょうか?


一体なぜ?日本でのシャア率は僅か「1%」のようだ

なお参考までに、アリックスパートナーズ社が今後予想する各エリアの中国車シェア率は以下の通り。

□中国
・2024年のシェア率:59%
・2030年のシェア率:72%

□ロシア
・2024年のシェア率:33%
・2030年のシェア率:69%

□中東・アフリカ
・2024年のシェア率:8%
・2030年のシェア率:39%

□中南米
・2024年のシェア率:7%
・2030年のシェア率:28%

□欧州
・2024年のシェア率:6%
・2030年のシェア率:12%

□南アジア・東南アジア
・2024年のシェア率:3%
・2030年のシェア率:31%

□アメリカ
・2024年のシェア率:1%
・2030年のシェア率:3%

□日本
・2024年のシェア率:0%
・2030年のシェア率:1%


□世界
・2024年のシェア率:21%
・2030年のシェア率:33%

こうした統計を見ると、やはり一番気になるのは日本のシェア率が、2030年で僅か1%にしか到達していないということ。

これにはいくつかの理由があるかと思われますが、日本もまた新しモノ好きというイメージがある一方で、「メイド・イン・ジャパンが高品質」「中国製は”燃える”とか”故障する”イメージが強い」「仮に中国車を買ったとして維持費が怖い」「ディーラーが全く無いから、そもそも購入候補に入らない」といった先入観やイメージが強いのかもしれず、中々海外製に脚を踏み込むがことができないのかもしれません。

これはあくまでも推測に過ぎないため、アリックスパートナーズ社がどうして日本国内でのシェア率を低めに見ているのかは気になるところですが、元々日本人から見る中国はマイナスイメージが強いといった偏見があるのかもしれず、メディア・マスコミが報じるネガティブ報道を見て「まだ中国は信頼できない」といった独自の考えがあるのかもしれません。

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